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【レゴ®ニンジャゴーザ・ムービー】の感想。変な忍者だけど快作!

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これを観るためにわざわざ遠くの映画館まで行ってきました。

 

 

 

 

 

 

レゴ®ニンジャゴーザ・ムービー

を観てきました。

公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/legoninjagomovie/

 

 

 

 

 

レゴユニバースと言うべきか、レゴの劇場版シリーズの第3弾。今回はTVアニメも登場中の「レゴニンジャゴー」シリーズの劇場版です。監督は「パワーパフガールズザ・ムービー」の脚本を担当した、チャーリー・ビーン監督です。

ワタクシ、劇場版レゴシリーズには結構な信頼を寄せているので非常に楽しみにしておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、本作を劇場で観てきた感想をざっくり一言で言うと

 

 

 

 

手堅い快作!

 

 

 

という感じで申し分ない映画でしたよ。

もう少し詳しい感想を書いていきますね。

 

 

 

 

 

 

●安定した普通じゃなさは流石!

 

 

レゴの劇場版シリーズといえば、一見子供向けの見てくれでありながら大人も楽しめる深みのある物語が特徴のシリーズなのですが、本作もその例に漏れない傑作でした。

 

 

カッコいいロボットがたくさん登場します!「パワーレンジャー」感ありますわな。

 

 

本作、一見“ヒーローチームvs悪の軍団”のレゴ茶化し版にも見えるのですが、ある理由により物語の進行のメンバーに敵の親玉が加わってから物語が異様な方向にハンドルを切り出しまして、驚愕。よく観たことあるようなベタな構図の作品が、こうもガラッと新鮮味のある物語に変われるんだ、と感心しました。そっからのあるドラマがまた良い!

この映画がなにを描いているのかが分かってからは、私の中で一気にこの作品への思い入れが強くなっていました。

 

 

 

 

●今回もしっかりレゴだからできる演出あり!

 

 

加えて、レゴ映画恒例の“レゴだからできる”演出が今回もしっかり用意されているのもポイント。

 

 

物語の意外と前の方に突如現れる“レゴの天敵”

あいつの登場には誰もが度肝を抜くはずです。実は海外ポスターにはあいつがモロに映っちゃってるポスターとかあるんですが、しっかり日本は隠してPRされておりまして気が利いています。是非劇場で、その天敵の姿を確かめてみてください。

 

 

問題のビジュアル。作品の異様さを表す魅力的なビジュアルではあるもののいかんせんネタバレすぎる。

 

 

 

また、これとは別に地味ながらレゴらしい演出が、“最終最終兵器”として登場するあのアイテム。「レゴバットマンザムービー」でも、世界の崩壊を救う方法が、レゴブロックのあるギミックになっていたのですが、今回も同様にレゴブロックのあるギミックが意味を持ってくるような仕組みになっていて『なるほど』と思わされました。

 

 

監督こそ違いますがしっかりあるラインのクオリティは超えてくるところがやっぱりうまいです、レゴ劇場版。

 

 

 

 

 

 

●言いたいことがゼロではない

 

 

一方で、「レゴバットマンザムービー」で今年ベスト級の感動を受けた身としては、それと比べてやや見劣りを感じてしまったのは恐れ多くも残念でした。序盤のテンションやギャグにもややついていけず、少し戸惑いも感じておりましたし、そもそも世界観が若干気に障るというか、忍者とか空手とか漢字とかカンフーとか・・・あのざっくりしたアジアひとまとめ感は日本人としては、雑にしか思えないのですよね。

 

 

忍者要素ってぶっちゃけこの見た目だけな気も。後半で習得する忍術っぽいアレも“キャプテンプラネット”感が強い。

 

 

「タートルズ」とか、全く忍者っぽくない忍者イメージが、この世に存在するのは知っていますし、もうそういうものと割り切るってのもありかなぁ・・・とも考えなくはないんですが、一応日本人としてはそこにはNOと言っておいた方がいいと思うんですよね。なんならこの映画、主人公たちこそ忍者の見た目ではあるものの、それ以外は別に忍者要素ゼロです。この感じでいくなら普通にカンフー映画みたいなデザインに持って行った方が作品として正解なんじゃないかとも私は思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

あとジャッキー・チェンがガッツリ関わっていますとか、出川哲郎さんの兼務吹き替えとか、話したいことは多々あるものの、それもぶっちゃけネタバレになっちゃうし実際に劇場で観てこそ、「おお」と思わせるサプライズも多数です。是非、多くの人に劇場で見て欲しい傑作映画でした。

 

 

出川感は消えてしっかり紛れてました。このステルスっぷりは上手いって言っていいと思います。

 

 

 

 

ただ、どっちかというと大人の人の方が結局楽しめるのかもしれません。私が観た回に来てた子供たちは結構飽きてたのですよね。やっぱり小さい子には60分以上は普通に“長い”だろうなぁ。

 

 

 

 

余談ですが、「レゴニンジャゴーザムービー」は動員数ランキング初週14位なんて聞いていて心配してましたが、私の観た回は結構人が入ってましたよ。家族鑑賞が多かったですが、中には若いカップルも居てなんか良かったです。そういうチョイス、嫌いじゃないっス。

 

 

 

 

 

レゴ(LEGO)ニンジャゴー 究極の最終兵器神殿 70617

レゴ(LEGO)ニンジャゴー ロイドのメカドラゴン 70612

レゴ(LEGO)ニンジャゴー 空中戦艦バウンティ号 70618

 

 

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