●米国アカデミー賞2018の結果が発表!!アニメ陣の結果はこんな感じ!
第90回米アカデミー賞が発表になりました!!
・・・・・・って話は世間よりも一週間ぐらいずれての報告になっちゃうのですが、なんだかんだ言っても世界スケールで注目の一番大きい映画賞ですので一応このブログでもしっかり結果を発表しておこうと思います。
まずは短編アニメーション映画賞!
ノミネートされたのはこの5作品
・NegativeSpace
・DearBasketBall
・Lou
・Garden Party
・Revolting Rhymes
この中から見事短編アニメーション映画賞を受賞したのは・・・
Dear Basket Ballでした!!
ディズニー出身の手描きアニメーター・グレンキーン氏最新作が受賞です!
マックスポーター夫妻の「NegativeSpace」は惜しくも受賞を逃しました。
そして
長編アニメーション映画賞にノミネートされたのはこの5作品。
・ボス・ベイビー
・The Bread winner
・Frerdinand
・ゴッホ最期の手紙
・リメンバー・ミー
この5作品から見事、長編アニメーション映画賞を受賞したのは・・・
リメンバー・ミーでした!!
「リメンバー・ミー」は長編アニメ賞に加えて主題歌賞も受賞の2冠となっております。
こちらもアニー賞で無双したばかりの作品ということで、ある意味順当な受賞結果となりました。
つまらなげ・・・と言ってしまえばそうなのかもしれないけど、今回のアカデミー賞的には、意味のある受賞にも思います。
●2018年のアカデミー賞のつよーい色
今年のアカデミー賞ってマイノリティ側のメッセージが例年以上に強く発揮された年だったなぁと感じます。
今年のアカデミー賞の作品賞を受賞したのは「シェイプ・オブ・ウォーター」というマイノリティ側を描いた、怪物映画(そういう部分でもすごい!)。監督の、ギレルモ・デルトロ監督を始めとした何名かの登壇者は一言目に自分が移民であることを述べていました。
フランシス・マクドーマンドさんはノミネートされている女性を起立させるパフォーマンスそしてスピーチを行ない女性の具体的な権利主張を促していたりしました。
その他にも、排他的な姿勢の人々に対し、意見をする人が多く、マイノリティ勢との共存を図る映画界全体的な勢いの向きを感じました。
アメリカの映画市場では昨年は女性ヒーローの「ワンダーウーマン」がヒットして、たった今黒人がほとんどのキャストを占める「ブラックパンサー」がヒットしたりと、マイノリティ側が前面を張る作品が大ヒットを記録しています。こんな現象、かつての映画業界人も想像していなかったはずです。市場も後押しする形でさらにこの勢いは説得力を増しています。
性差別や人種差別、民族差別は現在進行形で大きな動きを見せているんだな・・・という実感と共に、私が生きているうちに、先進国では先行して理不尽な差別の考え方もなくなっていくような将来を期待できるんじゃないかな・・・と感じました。もっとふんばって、この過渡期を見事な着地で締めたいですね。
そして「リメンバー・ミー」も実はそんなマイノリティ側の映画であったりします。
主人公のミゲルをはじめ、登場人物はメキシコ系であり、物語もメキシコを舞台にしたもの。
今トランプ政権に壁を築かれる立場のマイノリティ側の物語がしっかり受賞しているのです。
(映画では別にそこを描いた映画ではないんですけどね)
“ディズニーばっかり受賞”と思うとつまらない結果とも取れるのですが
その年のアカデミー賞の色が反映された作品として、これはこれで意味が乗る受賞結果といえるんじゃないでしょうかね。
トミカ ディズニーモータース グッディキャリー リメンバー・ミー
リメンバーミー ミゲル ぬいぐるみ 【USディズニーストア】並行輸入品 人形 coco ピクサー
ベアブリック リメンバー・ミー & ミゲル 2パック 各全高約70mm 塗装済み完成品 フィギュア
◆関連記事◆
【The Breadwinner】アニー賞2018の結果発表!【リメンバー・ミー】無双等々
【夜は短し歩けよ乙女】日本アカデミー賞2018最優秀賞発表!最近、傾向変わった?
【夜明け告げるルーのうた】毎日映画コンクール2018発表!【こんぷれっくす×コンプレックス】