初見シリーズ。
●「re:ゼロから始める異世界生活 memory snow」の感想。
re:ゼロから始める異世界生活 memory snow
を観てきました。
公式サイト:http://re-zero-anime.jp/
2016年にTVアニメが放送され「Reゼロ」の愛称ですっかりお馴染みのネット小説発作品が新作エピソードOVAで登場。
本作はそんなOVAの劇場上映となっています。 監督はTVアニメシリーズに引き続き渡邊政治監督が登板。
恥ずかしながら例によって私はTVアニメシリーズを観ていないので、本作については全然詳しくないのですが、青髪の女の子がやたら人気があるのは見聞きしております。
本作を観てきた感想をざっくり一言でいうと
良かったです。
というポジティブめな感触。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●設定への説明はほぼなし!けど問題なし!
上映前にディフォルメキャラが登場して、てっきりあらすじだとか世界観の説明をする・・・のかと思いきや、それは観賞マナームービー。
あくまで私の様な「Re:ゼロから始める異世界生活」初心者に向けての作品解説は用意されておりませんでした。
ただ、それも問題ありませんでした。
難しいストーリーがあるわけでもなく、話の筋なんてわからなくても、こんなキャラクターが居て、それぞれのコミカルな掛け合いを楽しむ・・・そんな敷居がめちゃくちゃ低い作品でした。
ただそれでもしっかりキャラクターの個性が魅力的だから面白い!
それぞれが少しずつネジが外れてる感じが楽しくて、まったく作品を知らない私もまったくそういったバックボーンを意識せずに鑑賞することができました。このOVA作品自体がこのシリーズにはこんな楽しいキャラクターが登場しているのですよ、と紹介する役割を担えていれば、あらすじなんてなくても初心者に優しい仕上がりにできるものなのですね。
TVアニメシリーズがどんな感じかは知らない。
●OVAと劇場版の違いとは
また本作はあくまでもOVAとしての公開で、劇場版とは謳っていないところが気になります。
たしかにエピソードとしては素朴で“劇場版”と冠するにはちょっと物足りなさを感じるのですが、最近は全然劇場版感のない作品でも“劇場版”とする映画もあるので、逆に誠実だなぁと感心しました。
しかもOVAなので、てっきり同時にディスクリリースもされるような体制なのかと思いきや実はそうでもないのですよね。
料金も特別料金みたいな固定制ではなかったりと、上映体系としては全然“劇場版”としても良いのに頑なにOVAと謳うところは昨今のアニメ映画の傾向からいくと異端とも思うのですが、どうでしょうか。OVAと劇場版の違いってなかなか難しいと思うのですが、制作側としては本作は“劇場版ではない”というこだわりがあるのかも。そこらへんどこかインタビューなどで言及されていないか気になっております。
最近「劇場版とは?」と考えさせられた例。
●キャラクターの可愛さはさすが!
また巷で噂のレムちゃんを今回初めて拝むことができましたが、確かに可愛いですね。
主人公のスバルくんに変わったゾッコンの仕方がコミカルである、愛嬌があって素敵でした。
人気が出るのも納得です。
ただ他のキャラクターもレムちゃんに負けず劣らず、良いキャラしてるのですよ。
レムちゃんとは対極の態度を取る辛辣なラムちゃんや、癖になる喋り方が特徴的なベアトリス、まともそうな割にちょいちょいおかしさがにじみ出てるエミリアなどなど、どのキャラクターも一癖も二癖もあって良い!
みんなが動いたり話したりしてるのを見てるだけで癒されるような気持ちを私も抱けました。
リゼロ、最高です。
みんな良いキャラで私にはどれが一番かなんて決められません。そんぐらいみんな好き。
物語自体は地味なんだけど、シリーズに対して“初めまして”な分、新体験としてすごく楽しめた作品でした。
ちょっとコレ、しっかりTVシリーズも一から追っていきたいなぁと思っていたりします。
評判を聞く分には面白いのだろうと思ってましたけど、確かに面白かったです。
やっぱり、みんなが良いって言ってるものは大抵良いよね。
OVA 「 Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow 」 Memory Album
1/6 ピュアニーモキャラクターシリーズ No.110 『Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow』 レム 完成品ドール
1/6 ピュアニーモキャラクターシリーズ No.112 『Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow』 ラム 完成品ドール
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