青のエクソシストについて漫画もアニメも全然見ていなかった私が
青の祓魔師-劇場版-
を見てきました。
恒例の予習なし鑑賞だったので
青の祓魔師には
どんなキャラクターが居るのか
どういう世界観なのか
ストーリーはどんな物なのか
などを見極めていかなければならないのですが
私自身もアニメ慣れしてますし、
それぞれのキャラクターについてもそれとなく
どんな人物なのかしっかり示唆されていたので
スッと青エク世界に入れました。
ちょっと驚いたことが二つありました。
ひとつは
背景がめっちゃ綺麗。
いい感じに和と洋が組み合わさった世界観。
こりゃ夢中になれます。
今回、お祭りが物語に深く関わってくるのですが
そのお祭り描写もまた、めちゃ綺麗。
理想の3DCGの使い方じゃないかな、と思いました。
「イノセンス」を思わせる様な祭り描写でした。
こっちのが和の祭りらしい鮮やかさは出ていた気がします。
そしてもう一つ。
音楽もすっごくいい!!
澤野弘之(さわのひろゆき)さんって言うんですね。
ちょっとこの名前、覚えておきます。
久石譲チックな神秘的な感じが
すごくこの映画にいい雰囲気をもたらしてくれてました。
映画を見ていて、すごく心地よさを感じる瞬間が
普通の映画よりも多かった気がしました。
今作、映画内の
画は良し、音楽良しで
すごく環境がいい!!!
・・・・・・のだけど
ちょっと脚本・演出が甘かったかな。
あれだけ綺麗だった祭り描写が
全然クライマックスに生きてないんだもん!!
がっかり。
地下世界から出てきたら
もうお祭りが終わって翌日になってるなんてホント残念ですよ。
あと弟くんのエピソードも掘り下げてあげれたら良かったかな。
物語の本筋絡むのか絡まないのかっていう
中途半端な感じで終わっちゃいましたね。
あぁ・・・惜しい!!
ホント惜しい!!
ちょっとこれは・・・次回作も作ってほしいな。
うまくいけば今年ベストも狙えた可能性もあると
思っているので、
今作のスタッフさん
是非、次回作をお願いします。
ちょっとそれまでに私も青エクを勉強してみようかな、
と思いましたよ。
★良かったところ
・美術背景
・BGM
・化け物みたいなののデザイン
・飯うまそう。
★気になったところ
・脚本がちょっと捻り不足。あと弟君投げっぱなしジャーマン。
・クライマックスに持っていく演出がヘタクソ。
(化け物類の演出はうまかったんですけどォ)
・うさまろくんの獣状態の画も
他のキャラクター同様、もうちょっと魅力的にして欲しかったかな。