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Channel: アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】
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【カンフーパンダ3】の感想!中国初日に見てきたので一応ネタバレに気をつけながら

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日本公開を控えているのでネタバレには気をつけながらざっくりとした感想を書いているつもりではありますが、予告編とか日本でもすでに公表されてたりすることや、具体的に良かったよってことは言葉にはしているので、本当にまっしろな状態で見たい!ような人は本日の記事は読まない方向でお願いします。



中国版カンフーパンダ3のポスター


 カンフーパンダ3
     を中国で見てきました。




北米、中国は1月29日公開ということで、私は29日の0時の初回上映に、翌日が仕事と分かっていながらも映画館に足を運んで見てきました。その初回上映自体にも、ひとエピソードあるんですが、またそれは後日。

・・・ということで、
本日は本作の本編について、感想を書こうと思います。





私は「カンフーパンダ」シリーズは大好きで、「1」「2」共にDVDを購入して何度も見返すほどの愛着があります。そんな私が「3」を見てきた感想をざっくり言わせてもらえば・・・






すっげー面白いし
すっげーレベル高い!!






もうドリームワークス・アニメーション作品ってだけで、一定の水準は超えてくると毎度思っているのですが、やはり今回もそのラインは超えてきましたね。
もう少し詳しい感想を書いていきます。






●カッコつけないカッコ良さ、それがカンフーパンダ!

「カンフー・パンダ」といえば、存在こそ知っていれど見たことないという人も多いと思うのですがこれがすごく名作映画なんですよ。
カンフーマスターに憧れながらも、しがないラーメン屋の息子であるパンダのポーがひょんなことから、龍の戦士に選ばれて、修行に四苦八苦しながらも、カンフーの達人へと成長していくというのが本作でした。

憧れるポー


この主人公のポーが、かっこいいカンフーマスターになりたい!と思いながらも、うまくかっこつかないところが笑いどころであったり、ポーの魅力でもあったのですが、今回もご多分に漏れず、“かっこつかないポーらしい抜きの笑い”と、“そんないつも軽いポーだからこそ頼もしくおもえる瞬間”があって、「そうそう!この感じ!」という気持ちになれる最新作でございました。







●「3」になりどこがパワーアップしているのか!?

いままでのカンフーパンダと変わらないか!?と言えば、もちろんちゃんとパワーアップしていました!

まず「アクション」について。

感嘆してしまうほどのスピーディーな動きや、凝りに凝った戦闘方法なども、「カンフー・パンダ」シリーズの魅力でした。そのアクションも今作でしっかりパワーアップ!
本作で新たに登場するヴィラン「Kai」の特徴的な武器の動きや、今回新たなポーの課題ともなる“とある力”など、今までになかったアクションもしっかり用意してくれています。
個人的には新要素は、続編モノの必要不可欠要素と思っているので安心しました。
正直、“とある力”がノリきれるかノリきれないかっていうのが、私は気になったのですが、よくよく考えればそういえば「1」にもこの片鱗は見られたんだよな、と思うと、スッと受け入れられる気がしました。
そんな今回のポーを待ち受ける課題にも注目です。

カンフーパンダ3のアニメーション


そして「アニメーション」

「カンフー・パンダ」といえば劇中に手書きアニメーションパートが組み込まれていることが印象深いですが、本作も、うまい使い方・・・というか集大成ぐらいに思える3DCGアニメとの調和を目指している感じがしました。
ポーの考えてることだったり、過去の物語であったり、「1」「2」では別次元の描写に使われていましたが、本作では『絵』の新たな使い方をしていたり、3Dの質感がすごく手書きアニメっぽく見える瞬間が多々ありました。これに関しては、実際に見てもらわないと、どういう質感なのかは分かりにくいんですが、ディズニーの手描きアニメへの2010年代現在のアプローチの仕方が「愛犬とごちそう」にあったのだとしたら、ドリームワークス・アニメーションの答えは本作だったのかも?とも思いました。

これについてはまた日本公開時に詳しく書こうかな、と思ってます。






●もうちょっと踏み込んだ注目ポイント!!

今回の敵の牛くんこと「Kai」さん
「カンフー・パンダ」シリーズでTVシリーズ含め牛キャラってしょっちゅう出てるから、『えー・・・牛なのー・・・?もっと特徴的な動物出してよー・・・』と、ビジュアルとか見ていて思いましたが、なんてことない。
ちゃんと

  『こいつ、やべー・・・』


と思わせられるので、楽しみにしておいて欲しいです。

Kai


対するポーも、この「Kai」と戦うために、あの手この手を考えるわけですが、これから対戦するぜってスタンバるシークエンスにも要注目!
物語的にもアガり方が絶妙だし、そのスタンバり方も「1」から見てる人こそたまんない意味も持ってるし、そもそもアニメーションとしてめっちゃカッコイイので、イケてるバンドのMVみたい“その”場面にも注目です。






ポーのパパ


そしてもちろん「2」のラストで意味ありげに出てきた、ポーの父さんが今回、しっかり登場します。このとーちゃんの使い方も、すっごく意味のある、物語のスパイスになっているので楽しみにしておいて欲しいです。






ともかく、「カンフー・パンダ」に馴染み深い人こそ、あれこれ話し合いたくなる一作であり、また「1」「2」を見返したくなるようななるほど!と思える第三作目になっているので、十分日本の皆様も期待して良いと思います。

日本はまだ公開日が決まってませんが、今年公開予定なので、日本の皆さんも期待して待っていてください!

いや、中国やアメリカ来ちゃって、先に見ちゃうってのもありかもね!
中国は中国バージョンらしいしね。
(私が今回見たのは英語版だったので、中国語吹き替え版も改めて見てこようと思います。)




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