TVアニメなら「ブラックジャック」なんかもやってましたが、アニメ映画しばりです。
実写映画では数あれどアニメではあまりないNG集。
っていうかそもそも実写とは“演者”の概念が違うので、アニメにおけるNGって作画崩壊とかヘッタクソなアフレコとかそういうものを指すこともできるのですが、
今回紹介するNGは、
まるでアニメキャラクターが
演技中に失敗したかのようなNG集です。
NGなんて起こすはずない世界で、わざわざアニメにNGを描き起こす狙いとは・・・?
そんなことをこれらの映画で見いだせたら良いんじゃないでしょうか。
バグズ・ライフ(1998)
NG集エンドロールと言えばPIXAR!という人もいるのではないでしょうか。
アニメ映画のNGエンドロールは、今のところこれが最古だと思っております。
「トイストーリー」の主役ウッディのゲスト出演もあります。
トイストーリー2(2001)
PIXARのNG集エンドロール第二弾!
前回よりもビジュアルで楽しめるNGが増えて、NG集ですらパワーアップさせてきました。
「バグズ・ライフ」からフリックとハイムリックがゲスト出演してます。
モンスターズ・インク(2001)
PIXARのNG集エンドロール最終作!
本作にて、ネタの広がりに限界を感じたそうで次の「ファインディング・ニモ」からはNG集が廃止されます。
今作には「トイストーリー」からレックスがゲスト出演してます。
デジモンセイバーズTHE MOVIE
究極パワー! バーストモード発動!!(2006)
「ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!」との同時上映作品。
本編が香港映画を意識していたこともあり、エンドロールも香港映画を習ってNG集型になっています。
PIXARとはちょっと違った理由でのNG集起用です。
STANDBYMEドラえもん(2014)
興行収入83億いった最高興収ドラえもん映画。
いまのところ今作にNG集を取り入れた理由について、制作側から言及されているのを見たことがないんですが、勝手にPIXARリスペクトみたいなものなのかな?と思っています。
感動的な余韻を潰すという評判もある一方、子供受けは良いみたいな話も聞く賛否両論なエンドロール。
ちなみに私はこの作品には不適切かな・・・と思ってます。
以上。
そんなに数がないのは、すごくメタ的な演出方法であることで、本編の重みを軽くしてしまいかねないことや、そもそも時間割くほど有意味なものではないってこともあるんだと思います。
軽くするって意味では、NG集とは違いますが映画「ミニオンズ」で本編中に明らかに死んでしまったキャラクターが、エンドクレジットも終わった本当の本当の最後に全員集合でダンスを踊るシーンに参加していたりします。ある意味や楽屋落ちネタではあるんだけど、あのまま死んだままだと確かにショッキングすぎるので、こういった演出があると、キャラクターやギャグに救いがあって良いですよね。
NG集って使い勝手が難しいエンドロール方法なんでしょうけど、まだ数が少ない世界なので、場合によっては良い方法として用いることができるかもしれません。
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エンドロールランキング2012-2013の訂正追記。 ゴメンネ2本忘れてた。