さっそく公開直後のTOHOシネマズのサービスデーに行って参りました。
ガーディアンズ
オブ ギャラクシー
リミックス
を観てきました。
公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/gog-remix.html
前作は楽しかったけど、世間よりはやや冷め気味な感想を持っていた「ガーディアンズオブギャラクシー」の続編。前作で肩透かしがあった分、今作は『言うてもそこそこぐらいかな・・・』と思って観に行きました。
観てきた感想をざっくり一言で言わせてもらえば
大 大 大傑作!
でした。
今回は、かなり私の心にズシンとくる一作でした。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●前作よりもだーいすき!(小並感)
いやー・・・
ほんっとに楽しかった。
“笑って、熱くて、泣ける”の私の大好きな3ポイントが絶妙なバランス!1作目どころか他MCU(マーベルシネマティックユニバース)作品の中でも特に大好きな作品ですよ、これ。
MCU作品の中でも「ガーディアンズオブギャラクシー」って、メンバーたちがあまりヒーロー然としてない異色作品なんですが、今回はそれがすごく利いてました。そもそも「1」はキャラクター達とやってることの英雄っぷりにギャップがある点が気になっていたので、この改善はすごく嬉しいです。
レギュラー陣それぞれに“らしい”課題が設けられていて、それに立ち向かうことが結果的に銀河を救うことになるという、まさにノリで銀河を救うというスタンスが、今回は見事体現されていたように思います。キャラクターのイメージと行動がしっかり合っていることの臨場感ってこんなに大きいんだ!と思い知らされました。
ギャグと思わせてしっかりグルートにもドラマとして聞いてくる演出とかすごく親指立ちます。
●MCUの傑作ギャグ漫画枠はアンタ!
今回特に良かったなぁと思うのが笑いのポイント!
ここも実は「1」でノリきれなかった部分だったりします。
ドラックスの空気読めなさっぷりとか、ロケットの普通にクズっぷりとか、実は「1」で私は若干引いてました。ですが、今回は続篇ということで、自身がすでにどういうキャラクターなのか知っていることに加え、物語上メンバーがすでに親密になっていることや、マンティスやネビュラなどの同行人との色合いも加わり、ギャグ漫画みたいな尖りに尖ったキャラクターのぶつかり合いに見えて、おかしい言動やそれに対する応酬をリラックスしてゲラゲラ笑って見れました。
ドラックスとマンティスの噛み合ってない中に生まれる噛み合ってる感、最高。
それどころか、異種族同士がチームを組んでることってこういうことだよな、とやっと実感できました。結局、他者には大なり小なり、一つや二つ理解できないなにかがあったりするんだけど、“それはそれとして”チームにもなれるし、家族にもなれるってことが、このゲラゲラ笑ってる時の多幸感として実感できました。
ドラックスの空気読めなさっぷりもある意味最高だし、ロケットの普通にクズっぷりもある意味最高!やっとガーディアンズオブギャラクシーのみんなの事が分かった気になれたし、大好きになれましたよ!
●吹替版に関する感想
で、中身とはちょっと別な話なんですが今回時間の都合で吹替版を観ました。
前回は字幕版鑑賞だったので、馴染めるのか不安でした。特にロケット役の極楽とんぼの加藤さんは、TVCMでちょこっと流れていて、「なんか違う」気がしていたので、体験感悪くなりそうだと思っちゃっていたのですよ。(すみません)
結果
加藤さん、全然気になりませんでした。
本編中のロケットのほとんどのシーンで、加藤さんの顔が浮かぶことはありませんでした。むしろ、ピーター・クイル役の山寺宏一さんの方が途中で顔が浮かんでしまいました。山寺さん、間違いなくうまいんだけど、逆にメディアに出すぎているおかげか、アフレコしてるイメージがわきやすくなっちゃってました。
山寺さんは芸能人声優に関するカウンターで芸能界に積極的に関わっているなんてエピソードも聞いていますが、それにもデメリットが伴うなぁ、と痛感する吹替体験でした。
今、ベタにおススメするなら「ワイルドスピード」かな・・・と思ってましたが「ガーディアンズオブギャラクシー」も全然ありどころかこっちも・・・いや選べない!
ヨンドゥとか、エンドロールとかまだまだ語りたいことが盛りだくさんで書ききれません。それぐらい、イチオシ!迷っているなら迷わず行くべしです!
ヨンドゥさんのこと、今回の映画でほんとにカッコいいと思いました。そこにも乞うご期待。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス オーサム・ミックス・VOL.2(オリジナル・サウンドトラック)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/コンプリート・ヒストリー
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体調が悪いのですがそれよりも「ガーディアンズオブギャラクシー」がとても楽しみなのです。