初体験シリーズです。
映画かみさまみならい
ヒミツのここたま
奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界
を観てきました。
公式サイト:http://eiga-coco-tama.com/
私も映画を観るまでほぼ内容をしらなかった女児向け玩具シリーズ「かみさまみならヒミツのここたま」。2015年の後期ぐらいからスタートした作品でバンダイ・テレビ東京・OLM・ランティスの共同プロジェクトなんだとか。
本作を観てきた感想をざっくり一言で言えば
もうちょい
という、感じ。
何が?って感じだと思うのでもうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●かなり良い子な優良ブランド!
女の子と暮らす小型マスコット作品と言えば「ハム太郎」や「マイメロディ」、「ジュエルペット」などいくつかイメージするものがあるのですが、みてくれこそその類でありながら、中身としてはかなり正統派な“良い子”!設定、ギャグセンス、伝えているメッセージなど、4社が支えているだけあって、親が薦めやすい優良な作品となっておりました。
映画の質の話ではなく作品自体の話になりますが、「ものを大切にするとここたまが生まれる」という設定は、自然とキッズ達が「ものを大事にしよう」と思える仕組みになっていて感心した次第です。「ゲゲゲの鬼太郎」が好きなので付喪神みたいなものなのかー、と即理解できるのですが、時代も移り、付喪神もここまでキャッチーな姿になったんだなぁとしみじみしちゃいますね。
ここたま達が神様になれたときの姿(嘘)
●スケールの小ささが否めなくて惜しい!
肝心の映画の中身自体はまぁ、そこそこ。
大事にされなくなった靴のここたまと、その持ち主のエピソードなんですが、「ここたま界という世界に行く」「ここたま界が大変なことになる」という捻りはあるものの、いまいちスケールが小さめ。
主人公のこころちゃんがわざわざここたま界に呼ばれて、なにを頼まれるかと思えば、“人間が物を大事にするようにどうにかしてほしい”っていうぼんやりしたお願いで、しかもこの映画においてこころちゃんがそれに対する答えとして“バザー広める”ぐらいのアンサーしか返さないのも・・・うるさいことを言えば、スケールの小ささに拍車をかけている気も。
この右のが映画のキーキャラクター。靴のここたまなので靴を背中に背負ってます。
登場するキャラクターも盛りだくさんで、話のまとまりも堅実。
間違いなくバランスは良い!
・・・んだけど、やっぱり全体的にこじんまりしたエピソードなのが惜しい気がしました。
“映画なんだからスケールはできるだけ大きく”して欲しい身としては、問いと答えの部分を変えるだけでももっと大化けするんじゃないかなぁ・・・。ギャグも尖りが弱いんだし、そういうとこで勝負しないところが良い子止まりな感じでございます。
●木下優樹菜さんのゲスト声優っぷり
あと、今作でも芸能人のゲスト声優参加があります。
今作では木下優樹菜さんがハピピナ役として登場。
結構ひどめの部類でしたが、役回りや出番も控えめで、適材適所。
こういうとこもバランスの良さに通じると思います。
そんな感じで可もなく不可もなく結構無難な仕上がりの映画でした。
同時上映の「たまごっち」については、そんなに言うことないんだけど一応別記事で感想書くかも。
◆関連記事◆
【たまごっち ヒミツのおとどけ大作戦!】アニメの最新作や復刻版発売の裏で、不穏なニュースあり!
【プリキュアドリームスターズ!】の木村佳乃さんの主題歌は劇場で完成する!