辛巴达历险记2 やるじゃん!! <結末までを噛み砕いて書いたあらすじ> ●しっかり画の面をカバー!3DCGは全面廃止に! 日本のアニメも結構中途半端に3Dを使ったりしますが ●画でダメならキャラクターでカバー! 典型的な主人公な感じのシンドバット。 個性的なキャラクターによって繰り広げられる ●要注目!今アイルルの時代が来ている!(私の中で) おてんばで、暴力的だけど うわー!! というわけで「1」からちゃんとパワーアップした 映画の最後に次回作は2年後という告知がありましたが
レポートが遅くなり申し訳なし
中国こどもの日アニメ映画大戦第一弾。
昨年に引き続き鑑賞してきました。
を見てきました。
昨年の「1」は良く出来ていながらも
陳腐なフラッシュアニメ+違和感の強い3DCGで
画的にぶっちぎりのマイナス点を叩きだしました。
果たして今年はどうなっていたのかというと・・・
いいじゃん!!
結構良いよ!!
って感じ。
ざっと感想を書かせていただきます。
シンドバッドとアラジンとアイルルは「1」で魔法のランプを発見。
中から記憶をなくした魔人が出現します。
彼は記憶を戻してくれたら、願い事を3つ叶えてくれると言います。
4人に、冒険王が加わり手がかりとなる魔法の国へ向かいます。
しかし、魔法の国は鬼の兄弟が支配していました。
記憶を奪うことができる鬼兄弟の兄が魔人の記憶を奪った犯人でした。
兄はアイルルの記憶をも奪い去り、
シンドバット達の島自体を乗っ取ろうと画策していました。
しかしシンドバッドやアラジン、そして冒険王の機転により
無事、兄の作戦の打破に成功し、魔人の記憶を元に戻してあげられました。
めでたしめでたし。
まずわかってるなぁ!と感心したのが
「1」で違和感バリバリだった3DCGを全面廃止していたこと。
中途半端にフラッシュ→3D→フラッシュに変化していく
キャラクターは本当に残念な出来だったので
今回、フラッシュのみに統一したのは正解だったと思います。
落ち着いて、「辛巴达历险记2」の世界を味わうことができました。
案外使わないほうが良い出来になるんじゃないかな?と
この度、思いました。
キレキレのギャグがすごいおもしろい!!
もちろんフラッシュアニメだと画的には弱いのですが
3D廃止によって画面の落ち着きを取り戻したおかげで
本来「1」でも持っていたこのシリーズの強みが際立った気がします。
それはキャラクター。
この「辛巴达历险记」ってシリーズは
キャラクターづくりがすごく良いと思います!
無邪気に金で物を言わせるアラジンや
中国産ミスター?サタン的な冒険王。
ドタバタギャグがすごく心地よいのですよ。
私大好きですね、こういうの。
大人の私でも結構げらげら笑いながら見ることができました。
ちゃんと前のシーンがここで生きたり・・・っていう
細かい配慮もよく出来ていて感心します。
喜羊羊とか、熊出没よりも
断然今作のキャラクター達のほうが魅力的に感じます。
個性的なキャラクターの中でも特に私のお気に入りが
ヒロインの艾露露(アイルル)!!
何が良いって、
かわいいよね!!
実は白馬の王子さまに憧れる王女様。
ベタだけど、超可愛いんだこれが。
今作では「1」よりもさらにヒロイン的な扱いでした。
宿敵の兄に記憶を消されてしまい
従順に婚約者にさせられてしまうアイルル。
ヒロイン洗脳からの不本意な婚約展開!!
ベタながら上がるぜ!!
これはBADENDに進んだ薄い本に期待!!
こっちではそういう本出ないのかな?
あ、そういうのは規制対象でしたね。いかんいかん。
とにかく、アイルルファンとしても必見の一作でした。
見事な「2」でした。
「1」よりも世界観が狭かったのは残念でしたが
私は十分満足でした。
これだったら、全然アリですよ!スタッフの皆さん!!
制作期間を1年から2年に増やすってことは
かなり期待できるのではないでしょうか!
日本人の「辛巴达历险记」シリーズファン代表として
これからも「辛巴达历险记」を応援していこうと思います。
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