【ひつじのショーン】よりも子供向け傑作アニメ「こひつじのティミー」を映画化して欲しい！

　　　　　　　　　　　　　　　　

今年は「ひつじのショーン」が夏休み映画として公開されます。

「ひつじのショーン」の制作はアードマン・アニメーションズ。
こちらのスタジオで有名なのはご存知「ウォレスとグルミット」シリーズ。
NHK教育テレビで見た『ペンギンに気をつけろ』が
幼いころの私には若干のトラウマになっている作品です。
キャラクターデザインがあまり私好みではないので
私はそれほど好き好んで見ている作品ではありませんでした。

改めて見ると傑作なんだけどね。

クレイアニメの金字塔とも言える「ウォレスとグルミット」ですが
そのアードマン作品では、なかなか後続となるシリーズ物が
「ウォレグル」以外に生まれてきておりませんでした。
（やっぱりキャラデザも大きいのかな、と勝手に思ってますが）

そんな中、
近年ついに新ブランドとして看板を掲げられる作品が出てきました。

それが「ひつじのショーン」です。

2007年、本国イギリスにてショートアニメとしてTV放送開始され
同年、Eテレにて放送を開始し日本上陸を果たしました。
以降も新シーズン毎に全世界で放送される人気作品となり
今年ついに映画化という快挙を成し遂げようとしております。

実はウォレスとグルミットですでにショーンは登場していたりします。

これを機に、私も「ひつじのショーン」を見てみようかな、
と思いましてYoutubeなんかで動画を漁ってみましたが
見事にガッツリハマってしまいましたよ、

こひつじのティミーに。

何言ってんだ、って人も多いと思いますが
彼女に紹介されて知ったこの「こひつじのティミー」は
「ひつじのショーン」に登場した
赤ちゃん羊のティミーを主役にしたスピンオフ作品です。

原題は「Timmy Time」。
「ひつじのショーン」では赤ちゃんだったティミーが
もう少し成長して幼稚園に通いはじめる物語でして
「ひつじのショーン」よりも低学年層に向けたアニメーションです。

なぜ、このティミーにハマっているかといえば理由があります。
それは
登場人物の顔芸とリアルな鳴き声。

本作の世界では、共通言語という概念がないようで
羊なら「ベェー」、豚なら「オインク」、猫なら「WiiU」と
独自の鳴き声とリアクションで感情を表現します。
低年齢層向けなシンプルな内容なので、
何言ってるかわからなくても全然楽しめます。
むしろ、
精一杯のジェスチャーと妙にリアルな鳴き声が本作の魅力でして
非常にその素振りが可愛いんです！
ティミー達の一挙一動に私は、大爆笑しております。

低年齢層向けながらも、大人の私でもハッとさせられる物語もありまして
第1シーズンの第9話「Timmy Wants the Blues」には感心しました。

ティミーが青色が好きすぎて、何でも青色にこだわろうとしますが
最後の最後・・・ティミーがお絵かきの時間に青色だけで描いた絵が
他の子たちがいろんな色で描いている絵に比べて劣っていると感じます。
最終的にいろんな色を使い
見事に他の皆よりも鮮やかな絵を描くことに成功する・・・・・
というお話でした。

現実世界の“大人”であっても、
ある特定の物に固執するあまり視野が狭くなってしまうということは
多々あるので、このエピソードに関しては特に、
子供騙しとして捨て置けないお話だと思いました。

「アンパンマン」などにも言えるのですが、
（良い）低年齢層向けアニメこそ、大人が学ばされることは多いと思います。
大人こそこういった作品で、
生きるうえで大事なことを思い出せるのではないでしょうか。

写真うつりではあんまり可愛く見えないかもしれないけど動いて喋るとめちゃ可愛いのよ。

というわけで私としては、ここ最近はティミーに夢中。
「ひつじのショーン」の映画化にのっかって
「こひつじのティミー」も映画化して欲しいなぁ。

それにはまず「ひつじのティミー」の映画が成功しないといけないので
皆さん応援よろしくお願いします。