■保守的恋愛映画?「愛がなんだ」の感想
Image may be NSFW.
Clik here to view.
愛がなんだ
を観てきました。
公式サイト:http://aigananda.com/
口コミ的に良評判を聞いていた恋愛映画。
直木賞作家の角田光代さんの同名恋愛小説を、「パンとバスと2度目のハツコイ」「知らない、ふたり」の今泉力哉監督が映画化した作品。
本作を観てきた感想をざっくり一言でいうと
傑作。
という感じでオススメの一本でしたよ。
■異なる恋愛観に衝撃!だけどそれが面白い!
良評判を聞き、観に行きましたが、想像以上に私の恋愛観とは異なる主人公のスタンスに深く考えさせられる一本でした。
私、 愛されるよりも愛したい真剣(マジ)で~♪派ですけど、やっぱりちゃんと愛されたいし、愛されるためにラブを伝えるんだろーが!とうるさ型になりたくなる作品なのですよ、これが。共感は全然できなくても、ベラベラ喋りたくなる作品って、それだけで価値があるし、良く出来ている証拠だと思うので、本作はやっぱすごい作品なんだと思います。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
テルコの押し方はやっぱ違うんじゃないかと思う。
いろいろ思わせられた中でも、ナカハラくんがある決断をした結果、事態が思わぬ方向に着地していくのがすごく印象的。
結局葉子とナカハラくんのその先は描かれないけど、この映画としてはナカハラくんの選択を肯定しているように思うし、私も肯定したい(テルコを否定はしてない)。
頑張れ、全国のナカハラくん!応援しているぞ!
Image may be NSFW.
Clik here to view.
実は2ケースを対比する映画でしたね。
Image may be NSFW.
Clik here to view.Image may be NSFW.
Clik here to view.
愛がなんだ (角川文庫)Image may be NSFW.
Clik here to view.
原作本。未読です。
◆関連記事◆
【海獣の子供】の感想。怒涛の映像体験に体力をゴリゴリ削られるぅ!
「恋は雨上がりのように」の感想。アラサーの背中をも押す絶品青春映画ここにあり!
「勝手にふるえてろ」の感想。大好きだけど大嫌い!いや大好き!