「先生を流産させる会」の内藤瑛亮監督の最新作です。
ライチ☆光クラブ
を見てきました。
今回の上映まで知らなかったのですが、東京グランギニョルという劇団による演劇作品「ライチ光クラブ」を原作に、漫画やTVアニメ展開され、今回初の実写映画化されたのが本作。
見てきた感想をざっくり言わせてもらえば
グロい!!
・・・じゃなかった
良い!!
という感じでした。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●宗教、暴力、エロス!目を覆いたくなる数々
本作は、幼少時代に神(内蔵の塊みたいな生き物)に予言を言い渡された少年ゼラが、成長し、同級生たちを率いて独裁者となり、みんなで高性能ロボットを製造し、女の子をさらってきてなんか崇めようとしている電波な内容。
独裁者ぶってるゼラの思惑に反して、部下たちのそれぞれの思惑が絡み合って悲劇を産んでいくところが見所となっております。
ゼラが率いるこの集団がまさにタイトルにある“ライチ光クラブ”であり、冒頭からこういう危険な集団ですよーと言わんばかりの、非常に暴力的なシーンから始まります。
成長を罪とするライチ光クラブは、大人を捕らえて、非常に酷い仕打ちを行うのですが、内蔵とか平気で飛び出す描写を繰り出してくるので、苦手な私は目で覆いながら見ました。しかしこれはまだまだ序の口・・・どんどんグロテスクなシーンも続きます。
少年たちが作った高性能ロボットがまた、すっごい強いロボット。
「ライチ」と名付けられたこのロボットは、すごい怪力で、人間たちをぐしゃぐしゃ潰していくのだからたまらない。
一瞬で片付けてくれるから、まだ良いのだけど、やっぱりグロ系が苦手な人にはややハードルの高い作品だと思いました。
ただ、面白半分でやってるわけではないので、それほど嫌悪感は抱きませんでした。むしろ、こういった、行き過ぎた思想を“因”とするなら、それから生み出す残酷な“果”として因果関係を描写するうえで、これだけ強烈にする意味は多大にあると思いました。
●実は熱いラブストーリー!!
やはり集団内のいざこざが魅力の作品だとは思う反面、
個人的に本作で押したい魅力は“ラブストーリー”なのです。
ライチ☆光クラブの崇拝物として、ロボットのライチくんが少女をさらってくるのですが、このライチくんと少女の仲が次第に親しくなってくるのだから、面白い!
最終的にこの仲がどうなっていくのかは、ネタバレになるし、是非劇場で確かめて欲しいのですが、この映画を“ロボットライチくんと少女の恋愛映画”として見るとまた変わって見えるというか、ピンと来なかった人も魅力的に思えるのではないかと思うのです。
公式サイトや映画秘宝2016年の3月号にて、内藤監督がロボットのモデルとしてロボットアニメ映画「アイアン・ジャイアント」も参考にしていることが書かれています。
思えば「アイアン・ジャイアント」は町を滅ぼすほどの強大な力を持っていながら、自身の克己心で元々設定されていたシステムに抗い、自分の決断を果たす物語でした。そう考えると確かに、この映画のライチくんと似ている部分が見えてきます。
そんなところから、この実写劇場版「ライチ☆光クラブ」って、実は
“「アイアン・ジャイアント」がもし少年でなく少女に出会っていたら・・・版”
という見方もできる一作なのではないかと思うのです。
「アイアン・ジャイアント」がもし少女に出会っていたらどうなるのか、少女はどんなことを「アイアン・ジャイアント」に教えてくれるのか、・・・そういった見方をすると、ピンとこなかった人も面白く見れるし、よりラストが感動的に思えるのではないでしょうか。
私の大好きなビッグオーを思わせるギミックもテンションアガりました。
そんな感じで、グロ注意ながらなかなかお勧めの映画でした。
元々女性ファンが多かった作品らしく、私が見た回も女性が多かったですが、男性やアニメファンでも楽しめる映画だと思いました。
グロ耐性がまあまあある人はちょっと無理をしてでも見ておいた方がいい映画ですよー!
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ぼくらの☆ひかりクラブ 下[中学生篇]
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【アーロと少年】の感想。涙を流しながら「もう一歩」の札を上げる私
PIXAR大丈夫か問題はまだつづく。
・・・ということでごめんなさい。
貶しっぱなしじゃないですが、文句多めのレビューなのでこの映画が「好き!」って方は読まない方向でお願いします。
「インサイドヘッド」に続くPIXAR最新作。
公開延期を経て煮詰めに煮詰めた本作が、米国に約半年遅れて日本に上陸です。
本作の感想をざっくり言わせてもらえば
そりゃあ泣くけど・・・
これはどうよ
という正直首を傾げたくなる作品でした。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●言葉にしないところがやっぱりグッとくる!
先に言っておくと、この映画で私は二度泣いてます。
あそこ!・・・とそことつながるあそこ。
「アーロと少年」では台詞で感情を伝えるところや、あまりにもベタすぎる演出が多々あったりで、正直『これはどうよ』ポイントが多めだったのです。
ですがしっかりキメる所はキメるというか、この映画の重要な部分なシーンが非常に感動的でよくできたものだったので、私の感情が高ぶりました。
それはまさに“アーロ”と“少年”の重要なシーンであり、この映画の肝。
そこだけはちゃんと抑えられていて良かったです。
思えば「アーロと少年」ってタイトルは、確かに主旨にあった間違いじゃない命名っぷりだったのですね。
原題は「グッドダイナソー」ですけど、意外とこっちの方が適当だと思います。
まんまじゃねーかって言われればそうなんだけど。
●どうした?湧き溢れるダメダメっぷり
・・・ではっきり言って上の褒めシーン以外は
結構ダメダメだと思ってます。
(ごめんなさい)
なんというか
シュートはしっかり決めてゴールに入ったけど、全体的な試合はかなり微妙。
例えば、言葉で思ってることや、鑑賞者へのメッセージを伝えてしまっているところが多めなので、そういうことするなら結局言葉でそのまんま伝えるなら「映画じゃなくていいじゃん」と思えてしまいました。
途中で出会うTレックス達(直立風に歩いてたのがちょっと気になったけど、さすがにうるさいか)との出会いによってアーロの心情も変化するのだけど、まんまTレックスさんが言葉にしてアーロに影響を与えるのでダサい。
PIXARってもっとさり気なく感情とか意図を伝える術がうまいと思ってただけに、あえて言葉にされてしまうと『すっごくかっこ悪く』見えてしまいました。
しかもできるとこができてる(上記の感動シーン)だけに、尚更残念に感じます。
その他にも、アーロと少年が親しくなる描写が意外とぞんざいで、「あれ?いつの間に仲良くなってない?」って作中で思わされたり、土砂描写が前半であれだけ酷かったのに、後半の結果を見ると意外と無事くね?とか細かい突きどころも多かったです。
そしてラストもラスト、「アーロが●●する」ところで映画終わりますけど、あれも『それはそれで話が違わね?』って感想が率直な感想でした。
エンディングのベストフレンドは、やっぱり名曲だなぁと思いながら、このモヤモヤを噛み締めました。
なんだよこの後味。
●いつまで抱える気だ“リアルすぎて弊害”問題
そしてなにより皆が思っていることだと思っているのですが
リアルすぎ!!
もはやテンプレート感想でもある「本物みたい」という感想を私も思ったわけですが、はっきりいってやり過ぎにしか見えませんでした。
・・・というのもアーロやスポットがかなりディフォルメされたデザインなので、あれだけリアルな背景に置かれると、浮いて見えてしまいました。
もちろん、表面の質感とか血が滲んでたりとかアーロのビジュアル的なディティールも凝ってるには凝ってるけど、背景が圧倒的すぎてそういうディティールじゃ調和できないレベルでリアルでした。
結果的に、ディズニーの過去作「ダイナソー」ぐらいの恐竜のほうが、この映画には馴染んだと思うのですが、それじゃあ見た目の魅力は半減したんだろうなぁ。
むしろアーロレベルのディフォルメ加減に背景の質を落とすほうが正解なんじゃないか・・・と思うと、これだけ凝ったのが裏目に出ちゃうって悲しい事態ですよね。
リアル描写への調和では「WALL・E」が依然完成形だったんじゃないかと思います。PIXARはもうリアル化方面の能力値上げる必要ないんじゃないかな?
なんで「WALL・E」で出来たことが出来てないの?まあ作ってる人が違うって言われればそうなんですけど。
そして、このリアルすぎ描写は私の苦手な“昆虫気持ち悪い問題”にも及んでました。
この映画に出てくる虫描写・・・私の中でのアウトゾーンに入ってました。
「メアリーと秘密の王国」同様、目を覆いたくなるぐらい気持ち悪かったです。
もっと虫嫌いへの配慮はもっと心がけてくれたら個人的には嬉しいです。
そういえば「WALL・E」のゴキブリは最適バランスでしたね。
惜しくもここも「WALL・E」が良例でした。
そんな感じで、今回もちょっと残念めな感想を抱いた作品でした。
ここ数年のPIXARはどうも私とは相性が良くないようでして、なんだか寂しくもあったり・・・。
ディズニーアニメーションサイドが文句なしの傑作を連続でたたき出してる分、名誉挽回の一作が欲しいところなんですが、私の中で「インサイドヘッド」がそれになりきれてないのがより残念なところです。
今年はPIXARがもう一本「ファインディング・ドリー」を出してくるので、今度こそ有無を言わさぬ大傑作が飛び出してくるのを期待しております。
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「ヘイトフル・エイト」の感想と言っていいのかどうかわからないけど書いた。

日本の思わぬ問題が浮き彫りになった作品。
ちょうど先日の「ウィークエンドシャッフル」を聞いてビックリ!!
この映画、日本でこそ、正式な上映の仕方ができない映画だったのです。
この映画、70mmフィルムで撮影されたものなんですが、日本ではその70mmフィルムで上映できる映画館がないんですと!
しかも本作は途中で休憩時間が挟まれるのが上映形態として正しいのですが、日本ではそんな特殊な上映方式はなかなかできません!
(しかもこの休憩時間がしっかり本編と絡んでる)
つまり、日本の我々はこの「ヘイトフルエイト」を純度100%の状態で見ることができないのです!!
そもそも洋画を字幕で見るってこと自体純度100%じゃないじゃん、とかそういう話は省略して、私がこの日本で見たのはかなりアレンジされた仮初の姿の「ヘイトフルエイト」とも言えるわけで、それを見てあれこれ言うのも、なんか悪いなぁという気持ちもあるのです。
だから今日の感想はあくまで
「ヘイトフルエイト(日本版)」の感想なのです。
というわけで仕切り直し。
ざっくりとした感想を言えば
おもしろいけど
前半つまらんくて、つらい!
という感じでした。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●長い前置きにウトウトウト
事前にポスターで「密室」ミステリーと示されている通り、「密室劇なんだな」、ってことと、タイトルの通り「8人」が登場するんだな、ってことは自覚しながら見たのですが、
意外と密室+8人が揃うのが遅い!
しかもチャプターに分かれているので、前半のパートが長々続いているのがなんとなく感じ取れまして、それが結構苦痛。
私、かなりウトウトしながらの鑑賞でした。
中盤で密室と役者が一気に揃うわけですが、もちろん事前にそれを知らなかったので、この序盤が非常に長く・・・長く・・・感じられました。
で、実はその中盤以降の密室劇にて最初の犠牲者が生まれるところからは急加速で面白くなっていくので、ウトウトどころではなかったのですが、結末まで知った今になって思うのは、初見の人がここでウトウトしちゃうのはしょうがないと思うのです。
だって序盤の話自体は、そこまで面白く無いから。
そういう私みたいな人にはこの序盤は、この映画を2回目に見た時の超絶なアハ体験の為にあるという認識がベストだと思います。
実は前半のあれこれは、後半の駆け引きや熱い展開につながっていきます。
なので、しっかり前半は見ておくべきなんだけど、私が実際に体験してみて辛かったので、かなり難題。
ここは開き直って、「つまんないなー」と思いながら序盤は我慢するしかない。
終わってみて「あの序盤はこんな意味があったのか!!こういう面白さがあったのか!」と、後から追憶するしかないのです。
2本連続で映画を見た後だったこともあるけど、意外とじっくり映画を見る気持ちで望むべき映画だったと反省しました。
●急加速する中盤からが本番!
本来休憩時間が入るチャプター4からは物語が急展開。
こっからは脳みそ小さめの私みたいな生き物でも楽しめる話になっていきます。
長く鬱々したチャプター3までとは違って、場内の老若男女が同じように「くるぞ・・・くるぞ・・・」「キター!」と楽しめるエンターテイメントパートとしてすっげーわかりやすく面白い!!
永遠につづくと思っていたチャプター1、2の頃を思うとここでやっとあの時の我慢が開放されました。
ジェットコースター式に物語が展開していき、いろんな答え合わせを経た最後・・・ここに来て、やっと「なるほど、前半はこういう意味があったのか」と意味が乗る展開を繰り広げ、クライマックスを迎えたのちに異様な後味で映画が終わります。
最後まで見てやっと
「あぁ・・・おもしろい映画だったのか!」
と分かる、変わった映画でした。
●おいネタバレ気をつけろよ
で、映画の質とは別に、本作を鑑賞する前に、
個人的な話で非常に大きな問題を私は抱えていました。
実はこの映画の非常に肝となるある仕掛けがチャプター4のラストに用意されているのですが、この仕掛けをすでに鑑賞した人のツイートで見てしまったのです。
その人もネタバレはいけないな、と思って直接的にこんな仕掛けですとは言わずにヒントをツイートをしたのですが、ヒントの出し方がヘタクソすぎて、そのヒントですぐに私はその仕掛けがわかってしまいました。
鑑賞にそんなに影響がないかなー?と思って見ましたけど
結構影響がありました。
私も鑑賞感想をツイートしちゃったりするけど、私もそういうヒントツイートして、他人の鑑賞体験を台無しにしていないかなぁと心配になりました。
自身のツイート態勢を今一度見直すきっかけとなったことと、やはり「ネタバレ怖い系の映画は早めに見るのが吉」というのを実感する体験もできた映画でした。
以上。
とっつき難いけど、終わってみておもしろいと実感できる映画でした。
まだ2周目を見てないのですが、この映画は2周目の方が楽しめそうな映画です。もう公開館数限られていると思うので、まだ見ていない人は是非お急ぎを!
おすすめです。
あ、おちんちんモロ出ししたり、おもいっきり頭弾け飛んだりの
18禁映画なのでご注意を。(遅い)
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“クレヨンしんちゃん爆睡!?オラのユメミーカフェ”へ行ってきたゾ!レポート!
久しぶりに来たぞTV朝日!!
棚卸日で物販エリアが早々に閉鎖されていたのが残念でしたが今日来た目的はそれではありません。
クレヨンしんちゃん
爆睡!?オラのユメミーカフェ
のために来たです!!
(写真は公式サイトの。)
昼の用件を済ませて空き時間的に行けそうで、こんな時間までやってそうなとこ・・・ってことでTV朝日さんのしんちゃんカフェは19時までやっているので滑り込みで行ってきました。
春日部防衛隊とスリムなボルゾイシロがお出迎えしてくれます。
野原一家とも写真撮れます。
映画のテーマを知らないと、煽り文句が謎すぎますよね。
という感じの入り口を通って入場。
さっそく席に着きましたよー。
ぶりぶりざえもんクッションの席にしました。
二人席の片方にクッションが置いてあり、ムーミンカフェのムーミンパパほどではないにしろ、私みたいなお一人様でも、大丈夫なようにできています。
(そういう意図なのかは知らん)
テーブルによってイラストも様々。
なかなか座席数は多かったです。
窓にもしんちゃん。
で、早速メニューをチョイスします。
メニューはこんな感じ。
コンセプトカフェもののセオリーなんでこういうこと言うのは悪いんですが、
結構高いんですね。
しんちゃん要素の強いメニューとなるとデザート系になるんですが、晩飯を食べてなかったので、ここで晩御飯にしちゃうことに。
私の大好きな麺物。
“ユメミ~トボールごろっとスパゲッティ”注文しました。
これにドリンクセット付けたので1300円也。
見た目ではそれほど量がないなぁ、と思ったのですがミートボールが意外と食べれがあるうえ、自身が割りと小食なこともあり、途中で結構お腹いっぱいになりました。
さらにここで小さなサプライズ。
頑張って全部平らげると、なんとお皿にイラストが!
正直、思ったほどしんちゃん要素ないと思っていたので、この程度のサプライズでも結構嬉しかったです。
で、そのままお会計。
レジ横のモニターには、今回の映画の主題歌であるケツメイシの「友よ~この先もずっと・・・」の振り付けビデオが永遠と流れておりました。
良い曲だ~。
で、結局それ以上もそれ以下もなくテレビ朝日を出発。
いやぁ~予想はしていたけど
本当に
大したことないコラボカフェだった。
こんなことなら原宿のコラボカフェ行ったほうが良かったかなぁ、とも思わないでもないけど、あっちもあっちで、私が満足できるようなものじゃない気も。
(そもそもしんちゃん好きのガールズ向けの店と解釈してる。)
そんな感じでこの程度でしたよーってレポでした。
あとクレヨンしんちゃん展ってのも今やってますが、物販や撮影コーナー主体っぽいので、多分行きません。
あと、ひろしの名言コーナーに、散々ひろしの発言じゃないと言われている「正義の反対はまた別の正義」がピックアップされているらしいので、そういう部分でもちょっと期待値下がってます。
友よ ~ この先もずっと・・・
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しんちゃんナイトへ行ってきたゾ
2016年4月公開の新作アニメ映画リスト
引き続き日本に一時帰国して活動中。
遊びも含めて忙しない日々を過ごしております。
近々、いろいろ進めていたことの一つを公開しますのでお楽しみに。
今月の半ばまで日本に居る予定ですが
最後まで見れる範囲で映画を楽しんでいこうと思います!
そんなわけで月初となりますので、今月公開の新作アニメ映画をざざーっと紹介します。
春休み映画からGW映画の激戦に突入する月でして、恒例の「しんちゃん」、「コナン」に加え、今年は実は日本を代表する作品の一つでもある「遊戯王」が参戦!
そして忘れちゃいけないディズニー最新作も公開です。
実写作品ではアカデミー賞の受賞作が続々日本上陸しているので、今年のGWも面白いことになりそうです。
2016年4月公開のアニメ映画リスト
たまゆら~卒業写真~
第4部 朝-あした-
4月2日公開
延期を経てついに公開。
たまゆら劇場版シリーズの完結作となっております。
卒業シーズンからちょっとズレて新生活が始まっている人も多いですが、ギリセーフということで。
ちなみに未だに本作ノータッチなので大したコメントできません。
公式サイト→http:///www.tamayura.info
映画 きかんしゃトーマス 探せ!!
謎の海賊船と失われた宝物
4月9日公開
かつての印象で人形劇扱いしたくなるけど最近のトーマスはアニメーション!
トーマスがヘマをして、トップハムハット卿ガチギレ→トーマス左遷という、なんだか胃が痛くなりそうなストーリーです。
新天地で生活を始める新社員や新入生のみなさんには励みになる作品に・・・ならんか。
トーマスって結構低年齢層向け作品だしね。
公式サイト→http://www.thomasandfriends.jp/movie2016/
映画クレヨンしんちゃん
爆睡!ユメミーワールド大突撃
4月16日公開
今年ももちろん公開、劇場版クレヨンしんちゃん24作目。
今年は脚本に劇団ひとりさんも参加し、「ロボとーちゃん」の高橋渉監督との共同脚本!
と、言っても中島かずきさんが参加してるわけではないので、「ロボとーちゃん」の毛色とは違ったものになるとは思います。
果たして傑作となるか、駄作となるか。
愛着のあるシリーズなだけに非常に楽しみです。
この映画のために出国タイミングズラしたのでしっかり味わってから出発します。
公式サイト→http://www.shinchan-movie.com/
劇場版名探偵コナン
純黒の悪夢(ナイトメア)
4月16日公開
こちらも毎年恒例コナン劇場版。今年はついに記念すべき20作目。
今回は宿敵黒の組織がガッツリ絡んでくるエピソードなようで、いつかの映画のように夢オチでないことを祈るばかり。
近年は映画初出し情報など原作ファンも見逃せない内容が登場したりするようですが、今回は一番の敵が絡んでくるだけにそこんとこも期待できそうです。
私はしばらく原作読んでなかったから、知らないやつがレギュラー陣に居るな。
公式サイト→http://www.conan-movie.jp/
ズートピア
4月23日公開
キター!今年の私の暫定ベスト作品!
中国ですでに鑑賞してまいりました。かなりの傑作でしたよ。
「アナ雪」「ベイマックス」のディズニースタジオ最新作。
しかも監督には「ラプンツェル」のバイロン・ハワードと「シュガー・ラッシュ」のリッチ・ムーアということで、こりゃもうマチガイナイ作品!
オススメです!
公式サイト→http://Disney.jp/Zootopia
ずっと前から好きでした。
~告白実行委員会~
4月23日公開
原作はニコニコ動画にてボーカロイド楽曲を投稿して、人気を博したというHoneyWorksさんというクリエイターユニット・・・が制作した“楽曲シリーズ”という異色のアニメ映画。
この方々も、本作の楽曲も、全然知らなかったのですが、「たまこラブストーリー」や「心が叫びたがってるんだ。」のような現代高校生達の恋愛模様のアニメを見るのが大好きな身としては、非常に気になっている一作です。
監督は「劇場版そらのおとしもの」の柳沢テツヤ監督。
以前このブログでボロクソ言ったような気が・・・。
公式サイト→http://www.honeyworks-movie.jp
劇場版 遊☆戯☆王
THE DARK SIDE OF DIMENSIONS
4月23日公開
20週年記念作!原作主人公にして初代主人公遊戯がカムバック!!
実は北米では、ポケモンに次いで記録的興行成績を収めたこともあるブランドであり、ある意味大型作品の一角ではあるのですが、日本では逆にややコアな作品か。
とはいいつつタイアップもかなり力を入れているようなので、個人的には成績が結構予想できない状態となっております。
原作のその後の世界観で原作者の高橋和希監督の脚本によるオリジナルストーリーということで、原作ファンも要注目の映画です。
公式サイト→http://www.yugioh20th.com
劇場版 響け!ユーフォニアム
~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~
4月23日公開
気になってたけど結局見れなかったTVアニメシリーズ。
原作の小説を2015年にTVアニメ化された「響け!ユーフォニアム」。
本作はそのTVアニメシリーズを再編集して一本にしたということですけど・・・悪く言えばただの総集編映画にならないかが懸念されます。
まぁ、ざっと見るための凝縮版って私みたいなまだ見れてない人には助かるわけですけど、それって素直に喜べないです。
公式サイト→http://www.anime-eupho.com/
______________________
今月公開のアニメじゃないけど気になる映画
LOVE【3D】
修正版だってよ!クソが!
あやしい彼女
主題歌は多部未華子が歌ってると思った。違った。
のぞきめ
予告編怖いんだよ!!
ルーム
小説が元ネタなのね。
アイアムヒーロー
すっごい楽しそうな予告編。
レヴェナント:蘇りしもの
デカプリオのおめでたい映画。
ちはやふる下の句
我らが松岡茉優さんとの対決!
テラフォーマーズ
どうなの。
シビルウォー・キャプテンアメリカ
お祭り。
スポットライト世紀のスクープ
米のアカデミー賞作品賞。そういうの抜きに面白いでしょ、これ。
以上。そんな感じ。
実写もアニメも注目作が入り乱れる月となっております。
新天地の生活に挑む皆様、是非これらの映画をきっかけに同僚や同級生をおでかけにさそって仲良くなるなんてのもいいと思います。
「のぞきめ」とかな。
今月の出来予想
本命 ズートピア
対抗 シビルウォー、スポットライト
大穴 アイアムヒーロー、のぞきめ
黒馬 しんちゃん
今月は結構予想も悩みます。
映画 クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃 [Blu-ray]
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劇場版 名探偵コナン 業火の向日葵 (通常盤) [Blu-ray]
シュガー・ラッシュ DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]
映画「たまこラブストーリー」 [Blu-ray]
「たまゆら~卒業写真~」第4部 朝-あした- [Blu-ray]
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【ズートピア】の地味に気になるローカライズ情報!と公開前ズートピア情報あれこれ
【ズートピア】えっ!ちょっと驚きの日本公開日!来春はまさかのディズニーvsPIXAR!?
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先月はフジテレビにて「モンスターズ・インク」と「モンスターズ・ユニバーシティ」の2夜連続放送があったので、この記事がガツンとアクセス数を稼ぎました。
それにしても依然「パーティーセントラル」は日本での上映どころか、特典規模でもディスクリリースなし。
PIXARのショート・フィルムのVol.3を待てない皆様はYoutubeとかで探して下さい。
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PIXAR作品にしてはあまり興行成績があまりよくないのは、作品の出来のせいなのか。
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【リロアンドスティッチ】スティッチエンカウンターに伴う山ちゃん(山寺宏一さん)常駐説
おはスタを卒業したばかりの山ちゃんの話題。
おはスタ最終回すっごくよかったなぁ。
泣けたなぁ。
(この記事とは関係ありません。)
【KING OF PRISM by PrettyRhythm】を冷静に見た感想(半応援上映)
次世代プリズムスタァ選抜総選挙には西園寺レオくんに投票しておきました。
(トリビア:この名前でググると同名のAV女優が出てくる)
by PrettyRhythm
“応援上映”も話題を呼び、1月の上映開始からロングラン上映している作品です。 狙ったわけではないのですが私も運良く“応援上映”の回に行けましたが、平日の夜の大都市ではなかったこともあり、10人程度の客入りのスクリーンで体験してきました。
見てきた感想をざっくり言わせてもらえば
うーん、まぁすごい
“けど”・・・
というほどほどな感じが正直なところ。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●まず「人の少ない応援上映という世界」のレポ。
10名ぐらいの入りの応援上映っていうのは、ほぼ普通の上映でした。
基本的に静か。
ただ、この10名程度の人数でもしっかり、登場人物の問いかけに「なーにー?」と声を上げる人が居たり、サイリウムを振っている人が居たり、しっかり“応援上映”としての権利を行使するユーザーが居ました。
『周りに合わせる日本人』という先入観がある私としては、この少数人数での回でもしっかり“応援上映”を楽しむ、キンプリファンの皆様の心意気に、感心した次第でございます。
映像にあるような、盛り上がりの会場ではなかったのが残念でしたが、こういった少人数のスクリーンでもしっかり片鱗が見れたので良かったですし、それって結構すごいことだと思うのです。
●「パシリム」とか「ヱヴァ」みたいな感動
で、本編の感想を。
すごかったです。
さっきまでライブをしていたはずのアイドルが、カットが変わると突然シルエットの女の子とニケツしてサイクリングしたり、主役の男の子がライブに感動してスッポンポンになったり、ダンスバトルのシーンが異能力者バトルのように表現されていたり・・・
はっきりいって頭おかしい映像の連続です。
(なに言ってるかわかんないと思うけど、見てもよくわかんない)
これは劇中の観覧者の妄想であり、実際に映画を見ている鑑賞者の妄想でもあるのだ。
本作の元である「プリリズ」シリーズも未体験なので、初めてこの作品に触れた自身にとっては、はっきり言ってついて行けないというのが正直なところではあるものの・・・やはりこれはこれですごい映画なのには違いないと思いました。見たことない表現だとか、見たことない感動が確かにこの映画にはぎっしりつまっていたわけですから。
感じた感動が、涙を誘発するとか、そういうものではないのですが、『なんかすごいもの見た』という「パシフィック・リム」とか「新ヱヴァンゲリヲン」とかそういうのを見た時に感じた“脅威”に近いものを感じたわけでございます。
自身がなにを見せられているのかよくわからない(しかし純粋にマイナス点とは言い難い)。
ツッコミ待ちの映画みたいな捉え方もできるのですが、上記にあるような応援上映に転換できるような演出も事前に盛り込んであったり、アイドルに飲まれるという感覚を疑似体験できる映画と考えると非常に新しく、工夫に溢れた挑戦的な映画として評価に値すると思いました。
●私があんまり乗りきれなかった理由。
ただ、正直乗りきれなかったのは、やはり“一見さんお断り感”は惜しくも感じられたところと“映画サイズの物語に感じられなかった”ところ。
とあるキャラクターの別れなど、見てない人にも分かるように人物背景などはしっかり語られるものの、そこまで感情移入できるほどの演出はなかったですし、主人公の物語とはやや軸のズレた内容の部分でした。
特別クライマックスとして楽しむような部分もなければ、こいつがこの後キーキャラクターになるんです・・・という演出で物語は全然完結していないので、あくまで本作中の「旧世代と新世代のキャラクターを入れ替えるためのけじめ的な作品」って感じで、“映画”という一つの作品として見ちゃうと物足りないものだったのは否めません。
もちろんそういう文脈で作られたものじゃないのだから、不正解というわけではないのですが。
私みたいに事前情報なしで映画館に足を運んだ人にとっては、「傑作」と言えるような作品ではないのは間違いないと思いました。
この映画の素晴らしさって結構勉強をしっかり経てからでないと味わえないのでしょう。で、その入口として“応援上映”ってのがすごく入りやすいきっかけになっているので、入りづらさを緩和してヒットにつながっているのだと思います。
そんな感じで、
冷静に見て「おかしい映画」でありつつ「ヒットも納得の映画」でした。
新しい体験ができたという意味でも非常に有意味な作品ですし、是非他のシリーズ作品や今後の続編についても気になる映画でした。
これだけヒットしているので、こういった体感型映画は今作をモデルに今後も増えてくると思うので、その時代のターニングポイントとして、実際に劇場で味わう価値のある映画だとも思いました。
時間があったら人がぎっしりな劇場で味わいたいに行こうと思っています。
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「パシフィックリム」をIMAXで見てきたので、今更な事は分かっていますが感想を書かせて。
缶バッチ販売専門ネットショップ『カンバーバッチ』OPEN!
年末ぐらいからちょこっとずつ進めていた私のネットショップがオープンしたので、紹介しようと思います。
その名も
(URL:http://canba-batch.com/)
中高生時代から『缶バッチ』ってアイテム自体は好きだったんですが、なかなかそれの専門店って見かけることができず、ヴィレヴァンなんかの雑貨店とかで探してみる程度でしか、入手できなかったのです。
いざ検索してみたところ、そういうネットショップ自体もないようなので思い切って、自分で作ってみました。
現在は大体30mm~40mm程度(500円玉より大きいぐらい)のサイズの中型缶バッチを取り揃えております。
柄もあんまり変な物はチョイスせず、よさ気な缶バッチを今後も随時追加、入荷していく予定です。
値段はわかりやすく缶バッチ全種類300円(税込み324円)で設定しました。
そして要注目!
現在テストオープン中ということで特別なキャンペーンを用意しました。
一度に5個以上の缶バッチを購入してくれた人はテストオープン記念キャンペーンとして、会計時のクーポンパスワード入力画面でとある言葉を入力すると、すべての金額から30%OFFになるキャンペーンを4月30日(土)まで実施中!
是非、このパスワードでお得にご購入下さい!!
そしてこのブログを見てくれている皆様にも、お世話になっているお礼として特別なクーポンパスワードもご用意しました。
会計前のパスワードクーポン入力画面で
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と入力すると、お値段から10%OFFにさせていただきます。(半角英数小文字)
こちらのクーポンは缶バッチ1個からご利用いただけるお手軽クーポンとなっております。
ガッツリ購入するわけじゃない場合はこちらをご活用下さい。
(※上記のクーポンとは併用できませんのでご注意を)
これも4月30日(土)まで使えます。
ディズニーキャラクターの缶バッチや、昔懐かしいベティ・ブープの缶バッチなどアニメ映画趣味をバリバリ発揮させたチョイスも今後どんどん増えていくと思いますので、こちらも定期的にチェックしてくれると嬉しいです。
「ねじまき恋文のヤブレター」と共に「カンバーバッチ」もこれからよろしくおねがいします。
【ガールズ&パンツァー劇場版】の感想。完全初見人間が行って参りました。
公開開始は去年なんですが、ロングラン上映なおかげで見に行くことができました。
ガールズ&パンツァー
劇場版
を見てきました。
公開日は昨年2015年の11月21日なんですが、好評に好評が重なり爆音上映や4DX上映と広がっていき、つい先日興行収入18億円に到達したそうです。すごすぎ。
ただ、私はTVシリーズを見ていなかったもので今回の鑑賞が作品に触れる初めての機会でした。
そんな私のこの映画の感想をざっくり言わせてもらえば・・・
クッソおもしろかった
です。
NO知識で挑んでもこんなにおもしろいもんなんですね。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●一見さんでも・・・意外と問題なし!
登場キャラクターも山のように居るし、世界観も特殊だし・・・そんなものすんなり楽しめるの!?
ってTVシリーズから追ってるファンの方は思うかもしれませんが、少なくともまったく本作を見たことなかった私の感想としては、
全然楽しめました。
もちろん、一部区別のつかないキャラクターは居たり、この戦車乗ってるのは誰だ?とかそういうのが0ではなかったのですが、ほとんどのキャラクターが立っていて、戦車や戦略などにも個性があるおかげで、全然気になりませんでした。
むしろ、初見の私でも、キャラクター同士の喋りの掛け合いが楽しくて、見ている途中で『これは面白いわ・・・』と感心しましたよ。
思い出したのは「ビーストウォーズ」。あれは元々海外作品なので、日本語の愉快な吹替をあてることが前提で作られたアニメーション作品じゃなかったけど、いざローカライズを経て、一番の魅力に感じたのはキャラクター同士の会話の掛け合いだったりしました。
今作も萌えアニメの癖して、メインである戦闘描写では戦車内のキャラクターの映像よりもしっかり戦車の戦闘の様子のビジュアルが多め。口の動きどころか、喋ってるのか喋ってないのか画ではよくわかんない戦闘映像に、楽しげな軽い会話が乗っていて、それが絶妙な面白さにつながっていました。
戦車の戦闘描写もいろんなアイディアがつまっていて見事なんですが、さすがに魅力があれだけでは18億にはならなかったと思うのです。
あの殺伐とした戦闘に、あの軽そうな会話劇(時に真面目)が挟まれるバランスあってこそ、肝の戦闘描写の魅力も倍増して見えた気がします。
だってそもそも戦車での戦闘なんてあれぐらい軽くないと、重く見えちゃうもんね。
戦車道っていいくら言っても。
あと、冒頭に挟まれた『~分で分かるガールズ&パンツァー』みたいなコーナーも、初見の私には実はかなり影響の大きかったコーナーでした。あのコーナーでざーっと大洗女子学園の面々のことを予習できたので、キャラクターの認識や、前半の物語の受け取り方など、あのコーナーの存在によって鑑賞のしやすさが大きく変わりました。
未だに頑なに「劇場版コナン」でも、ざっくりとした世界観説明を冒頭にやってるけど、あれに助けられてるコナン弱者も毎年居たりするのかもなぁ。
そんな感じでガルパン弱者の私も、たっぷり楽しめましたよ。
●細かい配慮が実は効いている!?
冒頭の解説も含まれることなんですが、やっぱり褒めたいのが細かい配慮の部分。
実は前半の戦闘では、いまいち乗りきれず、本作を見ていてちょっと長いなぁ・・・とか思ったし、正直後半の本編の戦闘が始まるまでは、本作にあんまりノリきれなかったのです。
しかし、気持ちを変えたのは後半の戦闘!
後半は確かに面白い。
会話劇や戦闘描写の工夫が飛び抜けて面白かったと言いましたが、ここをしっかり腰を据えて楽しめたのも、やっぱりちゃんと前半で仕込みに仕込んであったから、初体験の私でも面白く感じたんだと後から思いました。
前半で、戦車道という世界観の戦い方が、どれぐらいのテンションで行われるのかとか、リアリティラインだとか、細かいルール(あんなに傍若無人な破壊活動してもいいのかとか)を分からせてくれました。
また、前半はいきなり勝負が始まって、敵も味方も初見の私には「誰?」って感じでしたが、後半では、今作が初見の人でも敵が「どういう憎い相手」なのかとか、「この勝負にはどうして勝たなければいけないのか」、とかしっかり味方側へ共感や感情移入しやすい様、物語が作られているんですよね。
こういった部分が非常にうまい!
そりゃあ初見の私にはいろんな情報が飛び込んでくるので、前半は辛いんだけど、それも不可抗力に思えるぐらい後半がしっかり楽しませてくれる作りになっていました。
もしかしたらこの前半を強引に持っていく手法は、一見さんお断り映画になりがちな深夜TVアニメ映画の解決策の一つかもしれません。辛い前半が面白く感じれなかったのは、一見さんなんだから当たり前!映画はそこでチャンネル替えられちゃうわけじゃないんだから、後半をその分楽しめるようにできてれば確かにオッケーなわけです!
そんな作品の成功例かもしれません。
●戦車のアクションもサービスたっぷり!
先ほど「アイディアがつまっている戦闘描写」とさらっと流したけど、本当はそんなさらっと流しちゃいけない部分なんですよね。
先ほどつまらないと言った前半の時点では確かに、綺麗になった「バトルシティー」ぐらいに舐めて見てたんですが
後半は特にすっげー面白い映像てんこ盛りでした。
バトルシティー。私はゲームボーイでやってた。
戦車を使ったありとあらゆる戦法や戦術、アニメだからできることなど盛りだくさんでサービス満点でした。
戦闘の舞台もナイス。
町中、平原、山地・・・とここまではわかるけど、“遊園地”というクライマックスのチョイスが最高。
遊園地内はさまざまな国のエリアが混ざったすっごく不思議な空間なんですが、まさに、生まれも育ちも違う個性も癖も強いメンバーが、これでもかとギミックを駆使して、鑑賞者を楽しませてくれる場として、“遊園地”は意味合い的にもすごくふさわしくて、画的にも題材的にも非常に盛り上がる最高のステージだと思いました。
具体的なアイディアについてはネタバレになるので詳しくは避けますが、あのちっこい戦車の使い方とか、あの遊具を破壊して利用するとことか、『おもしれー!』って興奮しながら見ましたよ。
そんな感じで、前半の辛さを乗り越えたらそこは天国。
まんまとガルパンワールドにハマっちゃいました。
同様に劇場版が初見作品となった「キンプリ」はそこまでノリきれなかったのですが、「ガルパン」はむしろうまくファンに変えてくれた作品となりました。
「ガルパン」すげーです。面白かったです。
このままどんどん興行収入伸びて欲しいですね。
・・・・・・そして
初見作品シリーズとして、もう一本、今春劇場版で見た映画があるんですが、
こちらは「キンプリ」以上に乗れなかったのですが、興行収入も高いしファンも濃い方が多いようなので、どのタイミングで感想をあげようか悩んでおります。
最近映画館を賑わせているTVアニメ映画を一見さん体験できるなんて有り難いなぁ、と思いましたがここまで良かった作品と悪い作品が別れると思わなかったので、今回の帰国は非常に興味深い帰国だったと思っております。
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企画展「GAME ON ~ゲームってなんでおもしろい?~」へ行ってきた感想
静岡県の西の方から頑張って東京の日本科学未来館へ行ってきました。
ここが日本科学未来館です!(駅からちょっと歩く)
なぜここに来たかというと・・・
「GAME ON ~ゲームってなんでおもしろい?~」
という企画展が行われているからなんです!
わたくし、ディズニー映画「シュガーラッシュ」が大好きでして、本作を見て以来アーケードゲーム憧れがあったのです。
この企画展では多くのアーケードゲーム筐体が展示されていて、しかもそれを直接遊べるということで、楽しみにしていたのです。
(あ、今月地上波放送があるみたいなので見てくださいね!)
というわけで入場です!
場内はこんな感じでアーケードゲームや家庭用ゲーム機が、遊べるように展示されていて、まさにゲームセンター!
正直去年行った東京ゲームショウ並・・・いやそれ以上に興奮したかもしれません。
展示してあったゲームをほんとに一部ですが、紹介します。
「コンピュータースペース」!
世界初のアーケードゲーム!
世界初でこの近未来感はやばい!かっこよすぎです。
プレイはできなかったのですが、ものすごい存在感でしたよ。
動かないけど、家に欲しい!(邪魔)
「PONG」。
超シンプルなホッケーみたいなゲーム。
ボタンの超絶シンプル加減が逆にクールです。
これは・・・・・・!
名前忘れた。
次。
「ピクセル」でも出てたし、「シュガーラッシュ」でもセリフでチラッと出る
「センチピード」!
やってみたい!!と思ったのですが、こちらは調整中で試遊なし。
残念。
「ドンキーコング」!!
まさか筐体で実際に遊べる日が来るとは思ってなかったです。感動。
先日の3DSでのセール期間に購入しそこねたので悔しく思ってたけど、満足しました。
次のセールを待ちます。
「ディグダグ」。
存在こそずーっと知っていましたが実は初プレイ。
「ディグダグ」ってこんなにおもしろいのか!と発見がありました。
知るのが遅くてすみません。
「パックマン」!!
こちらも筐体機に触れられてなんだかすごく感動してしまいました。
心なしかボタンでやるよりもやりやすかったのですが、レバー向きのゲームなのかもしれないです。
このレバーがちょこんっと立ってるシンプルさ。いいなぁ~。
「スペースインベーダー」!
いろんなタイプの台が並んでいて興味深かったです。
意外と難しいですね、これ。
私が下手なだけか。
ATARIの「スターウォーズ」!
こちらも試遊ができない台でした。
おかげで、どっかのおばちゃんがベンチがわりに長時間居座っていて、写真撮るのに待ちましたよ。
帰れや。
携帯ゲーム機各種!!
このおもちゃ感が最高。欲しいなぁ。欲しいなぁ。
これらが試遊できなかったのは残念。
壊されやすいしね。
ほとんど写真を取らなかったけどコンシューマーゲームもたっぷり展示してありました。
こちらは「サターンボンバーマン」。
子どもたちが今でもワイワイ楽しんでいる姿を見ると、「ボンバーマン」もまだまだ捨てたもんじゃないと思いました。
早く据え置き機で出しましょうよ、新作「ボンバーマン」。
その他目玉としてVRの体験などもできたのですが、私が到着したのがすでに昼過ぎだったこともあり、整理券の配布が終了。
ちょっぴり残念です。
そんなネクスト世代エリアには「ポケモンGO」のあのムービーなんかも流してましたね。
おまけの耳寄り(かどうかわかんない)情報。この私が行った日は火曜日。
普段休館日なんですが、春休み期間中は特別に開いてるらしく、この日が穴日と読んだのが正解だったのか3時間ぐらいで結構な数のゲームを満遍なく遊ぶことができました。
次の穴日はゴールデンウィークの特別開放日の5月3日(火)かも。
逆に休日が短いのでこの日は混んじゃうかな・・・。
話半分で聞いて下さい。
そんな感じで、非常におもしろく、興味深く、楽しい夢の様な世界でした。
ゲーム好きの皆様必見のイベントでしたので、まだ行ってない方にはおすすめです。
5月30日までやっているので、お早めに!
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アーケードゲーム進化論 シューティング編 (OAK MOOK)
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【シュガー・ラッシュ】の注目の新商品情報(今更?)!!まだまだ気になるアイテム
最近アマゾンで気になっている商品が一品あるのです。
それがこれ。
UDF ウルトラディテールフィギュア Disney シリーズ5 ラルフ 『シュガー・ラッシュ』 ノンスケール PVC製塗装済み完成品
「シュガーラッシュ」の主人公ラルフのフィギュア!!
作中でも登場するドット画バージョンが見事立体表現されております。
このガッチリした感じがゲームキャラクターであるラルフらしくてすごく良い!
ラルフのフィギュアって既にいくつか販売されていたりするんですが、どうもチープな感じだったり、輸入品ということで高額だったりしたんですが、アマゾンで982円って低価格で予約販売が開始されてるから驚き!!
安すぎんだろ、と思ってよく見たら、全長95mm。
結構小型なのですよね。
できればもうちょっと大型のものが欲しかったけどさすがにこんな価格じゃ売れないか。
とはいえ、昨日も言ったけど、地上波で「シュガー・ラッシュ」の放送が決まった以上、この日からシュガーラッシュ関連での検索量が上がるのは目に見えてるので、この商品もガッツリ予約が集中するやも。
要注目の商品です。
そして実はこのポリゴンチックなラルフも登場するディズニーの携帯ゲーム「ディズニークロッシーロード」も最近登場しました。
キャラクターを動かして道路をわたらせ続けるという
すっげーシンプルな内容となっていますが、
「ミッキーマウス」の仲間たちはもちろん
「ベイマックス」や「インサイドヘッド」などの近年のヒット作はもちろん
「ホーンテッドマンション」といったマニアックな作品も登場。
上映を控えた「ズートピア」や、我らが「シュガーラッシュ」ももちろん参加作品に名を連ねています。
使うキャラクターによってステージもその映画の舞台になります。
嬉しいのはラルフやヴァネロペだけじゃなく
フィリックスやカルホーン、さらにはキャンディ大王やタフィタ、
ジーンやメアリーなどの誰得キャラクターまでも登場します。
「誰やねん」って人は、画像検索してください。(出るかわからないけど)
で、早速ダウンロードして遊んでみましたが
そんなに楽しくはなかったので
ファングッズ程度に、オススメしておきます。
そんな感じで最近の「シュガーラッシュ」情報でした。
まだ見たことない人は是非地上波放送見て下さいね。
こちらはすごく楽しいです。
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【シュガー・ラッシュ】が3DSで配信されたので購入してみました。その感想。
【シュガー・ラッシュ】のアートブックがついに手に入りました。これはすごくいい!!
【同級生】の感想。絶賛評を見て来たけど外野お断りのすげー映画だった!!
すいません、今回あんまり褒め系のこと言わないので、この映画大好きな人は今日の感想は見ないほうがオススメです。
そんなことを踏まえていただいたうえで・・・・・・
大前提として本作はボーイズラブ(以下BL)作品。
わたくし、BL作品にあまり馴染みがなく、BL物アニメ映画は今回が初体験だったのです。
そんな私が本作を見た感想は
ただただ
ついていけず・・・
という感じでした。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●初めてのBL作品体験のスピード感
BLと呼ばれるような作品は、小説、漫画、アニメ、いずれも今まで体験したことがなく、まさにこれが初体験だったわけですが正直、今回全然ついていけなかったというのが正直な感想です。
同性同士の恋愛がけしからんとか、理解したくないとかそういう意味でついていけなかったのではなく、むしろどういう世界なのか興味を持って臨んだつもりだったのです。
が、思った以上に特殊な文脈の作品に感じました。
映画を見ていて「えぇっ!?急!」という感想が漏れまくる映画だったのです。
ここでガチで「え?」って声出ちゃった。
しょっぱな面喰らったのが主人公である二人の馴れ初め。
この草壁くんが佐条くんに好意を抱く瞬間が、見ていて全くわからなかった。
恋愛映画ってもっと見ている人に、この人はこの人を好きになっちゃったんですよー!って瞬間の描写があるもんだと思ってたんですが、この映画はこれが下手なのか、もうそういう過程の描写は省略してしまったのか、ない!
草壁くんがマメに佐条くんに歌のレッスンしてあげてるってのは好意があることがわかる流れだけど、決定的な“草壁くんが佐条くん好きになっちゃいました”シーンがないまま、いきなり草壁くんが攻めたことするので、かなり違和感を感じました。
なんらかの気付きのシーンなり、葛藤のシーンなりの描写はあとで展開されるのかなー・・・と思ったらなんかそういう物語は挟むこと無く、『佐条くんが原先生のことを好きなのか』というなんかもっと進んだ段階の話が主題になっていくからさらに困惑。
いやいやいや、こいつ(佐条くん)がホモかどうかの探りとかないんか。
一応、作中で後々、ここで恋を抱いたって瞬間を草壁くんが述べるのですが、全然そうは見えなかったよ。
●驚愕は続く・・・2章目以降も置いてけぼり
で、続く2章目も唐突な事実が判明。
とあるキャラクターが主人公二人と同じくそっちの世界の人ってことが判明するのです。
なーんの前触れもなく、2章目で突然そういう展開が始まるから
「お前もホモだったんか!!!」
と、急な事態に理解を追い付けようと焦る私。
そういう重要な情報が全くないまま、男が男を口説く描写が突然展開されるから、心の準備ができていない私は戸惑いを隠せませんでした。
いや・・・草壁くんもそうだけど、相手の恋愛範囲確認せずに突然するのって、BL世界のデフォなんでしょうか。
少なくとも実世界でそんな攻め方するのって危険すぎると思うのです。
そして置いてけぼりはまだまだ続く・・・
3章目で草壁くんが女性と番号交換する件がトラブルに発展するんですが、「なぜ番号交換したのか」ってところには全く言及しない。
なんか、この映画的にそういうのは問題じゃないようなのか、イチャイチャして愛を確かめ合ったらめでたしめでたし。
「えっ!?いいの!?解決したの!?」
と思ったけど、場内でもしかしたらそんなこと思ってるのは私だけかもしれない。
ざわつきもなく、なんか“そういうもの”として本編で片付けられてしまっていきました。
あとなんなら、1章目と2章目のサブタイトルを合わせてきてるのに、3章目が全然違うもので・・・とか言い出すとさすがに重箱の隅か。
●私の中でひとまず落ち着いた結論!
そんな感じで草壁くんと佐条くんの諸々がノンケの私には理解しがたいというか、現実味がまったくないものでして、全編ほぼ口あんぐり。
どうにか納得の行く着地点を考えぬいた結果、なんというか本作ってすごく“ファンタジー”であることがよくわかりました。
イチャイチャするための過程やシチュエーションがすっごく大事で、それ以外は結構つきはなしちゃう・・・そこさえ良ければ他は大して気にしない、まさにいいとこ取りの夢世界だと思いました。
もっと現実的な物に例えると、“アダルトビデオ”的なご都合主義感。
アダルトビデオもストーリーこそあれど大概の骨組みさえ整っていれば、ストーリーの細かい粗は本当に放置。
感情の細かい起伏の変化だとか、合理的な流れみたいなのはかなり大胆な作りになりがちです。
この「同級生」もなんだかそんな作りに近い感じがしました。
で、唯一『あぁ・・・』と納得させられたのがラスト。
草壁くんと佐条くんが公然の面々で“ある”ことをするわけですが、物語のラストには映画のメッセージが秘められている論でいけばまさにこの“ある”ことにこの映画の本質が隠されていたと思うのです。
用はこの映画は
「君たちノンケなんて眼中にないンスよ」
って世界。
あのシーンで回りにいたモブがまさに私みたいな人間であり、根本的に私みたいな人間はこの映画のターゲットから外されていたのだと。
そんなやつがとやかく言ったって関係ないのかもしれない、多分。
恋愛映画の文脈で見れるものかと思ったけど、予想以上に違うスポーツだったようでした。
以上。
映画「同級生」はビックリするぐらいに、己が外野だと思い知らされるに至りました。
好評の声は多く聞いているので、私の見方に問題があったのだとも思うので、もうちょっとこの分野について、私は知る必要があるのかもな、と思いました。
あと、画だけ取り上げると、すっげー綺麗でした。
私にはアート系映画のような、絵は綺麗だけど理解できない的な映画とも言えるかもしれないです。
同級生 (EDGE COMIX)
同級生
俺たちのBL論
BLカルチャー論: ボーイズラブがわかる本
はじめての人のためのBLガイド (玄光社MOOK)
セブンデイズ―MONDAY→THURSDAY (ミリオンコミックス 42 CRAFT SERIES 22)
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「ライチ☆光クラブ」の感想。傑作!カルト学生集団の血が彩る熱いロボグロラブストーリー!
あつまれアニメ映画好き!唐突!!第1回アニメ映画あるなしクイズ
昨年暇な時に作ったあるなしクイズをまとめました。
雑学ついでにどうぞ。
Q.1 気にしない人にはどうでもいいこと(簡単★☆☆☆☆)
ある なし
ダイナソー アイスエイジ
ジャイアント・ピーチ アイアンジャイアント
リロ&スティッチ ミニオンズ
チキンリトル ハッピーフィート
トイ・ストーリー シュレック
答え:あるの方はディズニー作品。
アイスエイジはブルースカイ。ミニオンズはイルミネーション。
シュレックはドリームワークス・アニメーション。
ハッピーフィートはアニマル・ロジックとヴィレッジロードショーピクチャーズ。
アイアン・ジャイアントはワーナー・ブラザーズアニメーション。
さすがにどれがどこかなんて知っておく必要はないものの
海外の有名アニメはどれもディズニーだと思っちゃうのは避けたいところ。
なんならディズニー製作の中でも細分化できちゃうのだから、底は深い。
Q.2 映画館で見たからこそ(簡単★☆☆☆☆)
ある なし
バグズ・ライフ トイ・ストーリー
猫の恩返し 耳を澄ませば
クレヨンしんちゃん クレヨンしんちゃん
爆発!温泉わくわく大決戦 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
劇場版NARUTO 劇場版NARUTO疾風伝
ブラッド・プリズン ザ・ロストタワー
ポケットモンスター ポケットモンスター
ミュウツーの逆襲 烈空の訪問者デオキシス
答え:あるの方には映画館での公開時に、本編とは別に短編併映作品がある。
今では定番のPIXARの短編併映は「バグズ・ライフ」からスタート。
ポケモンは「デオキシス」~「ビクティニ」まで短編の併映をお休みしてました。
Q.3 アンタが人気者(難しい★★★★☆)
ある なし
リトルマーメイド 美女と野獣
ロジャーラビット メリー・ポピンズ
ファンタジア ネオ・ファンタジア
蒸気船ウィリー 骸骨の踊り
答え:あるの方にはミッキーの出演シーンがある。
リトルマーメイドにはグーフィーたちと共にカメオ出演している。
Q.4 愛の表現方法はさまざま(ちょい難★★★☆☆)
ある なし
シュレック カンフーパンダ
REDLINE 蛍火の杜へ
サマーウォーズ 時をかける少女
風立ちぬ 耳をすませば
白雪姫 ベイマックス
答え:あるの方にはキスシーンがある。
ジブリはキスシーンが意外と少なく、
ディズニーはプリンセスストーリーが多い分キスシーン率は高め。
Q.5 彼はこちらの世界でも実力派(難しい★★★★☆)
ある なし
鬼神伝 スプリガン
ONE PIECE呪われた聖剣 ONE PIECEデッドエンドの冒険
ポケットモンスター ポケットモンスター
ギラティナと アルセウス
氷空の花束シェイミ 超克の時空へ
あらしのよるに おまえうまそうだな
答え:あるの方には中村獅童さんが声を務めるキャラクターの登場場面がある。
日米問わず専門職以外の方がゲスト声優を務めることが多いです。
それに対しネガティブな意見も多いですが、
中村獅童さんは安定して見事な仕事を務めてくれていると思います。
Q.6 見たくても見れないことも(難しい★★★★☆)
ある なし
パーフェクト・ブルー パプリカ
劇場版 PSYCHO-PASS 劇場版 BLOOD-C The Last Dark
ベルセルク黄金時代篇Ⅲ ベルセルク黄金時代篇Ⅱ
サウスパーク無修正映画版 ザ・シンプソンズ MOVIE
答え:あるの方は日本でR15+以上のレイティング指定がある。
俗に言うR指定。多少のショッキング描写ならPG12(12歳未満は保護者同伴が望ましい)止まりで、年齢制限は受けないようです。
Q.7 優劣はそこで決まらないけれど(普通★★☆☆☆)
ある なし
トイ・ストーリー3 トイ・ストーリー2
ファインディング・ニモ モンスターズ・インク
崖の上のポニョ STANDBYMEドラえもん
ハウルの動く城 ゲド戦記
アナと雪の女王 ベイマックス
答え:あるの方は日本の興行収入100億以上の記録がある。
なしの方もヒット作ではあるのだけど、100億の壁は厚いのです。
10億、50億、100億・・・いずれも大ヒットと言える額ではあるものの
どれくらいのヒットなのかイメージがわくと興行収入の見え方も変わります。
意外なことに「トイ・ストーリー2」は100億どころか30億円台でした。
Q.8 ビジュアルさえ思い浮かぶなら?(簡単★☆☆☆☆)
ある なし
シナモンTheMovie 映画ジュエルペット
ドルーピー フィリックス
ウォレスとグルミット メアリー&マックス
ボルト BORUTO-NARUTO THE MOVIE-
フランケンウィニー ナイトメアビフォアクリスマス
答え:あるの方は犬が主役。
ドルーピーは日本での知名度は低いですが、カートゥーン初期の大物キャラクターです。
シナモンは犬に見えないけど犬。
Q.9 声を張り上げて(普通★★☆☆☆)
ある なし
モンスター・ホテル モンスターVSエイリアン
スーサイドショップ イリュージョニスト
ノートルダムの鐘 ターザン
クレヨンしんちゃん クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾 逆襲のロボとーちゃん
心が叫びたがってるんだ。 たまこラブストーリー
塔の上のラプンツェル シュガー・ラッシュ
答え:あるの方には本編中にミュージカルパート(出演者が歌うシーン)がある。
典型的なミュージカルが苦手って人も
モンスター・ホテルのような今どきの音楽ならどうでしょうか。
昨今のアイドルキャラクター物の映画も
ミュージカル映画に含まれるかもしれません。
Q.10 コナン脳が試される(普通★★☆☆☆)
ある なし
名探偵コナン14番目の標的 名探偵コナン時計じかけの摩天楼
名探偵コナン迷宮の十字路 名探偵コナン瞳の中の暗殺者
名探偵コナン銀翼の奇術師 名探偵コナン世紀末の魔術師
名探偵コナン沈黙の15分 名探偵コナン11人目のストライカー
名探偵コナン異次元の狙撃手 名探偵コナン業火の向日葵
答え:あるの方は正式タイトルの中に特殊な読み方の部分がある。
「標的(ターゲット)」「十字路(クロスロード)」「奇術師(マジシャン)」
「15分(クオーター)」「狙撃手(スナイパー)」。
なしの方は普通に読んでくれて正解です。
他にも「戦慄の楽譜(フルスコア)」や「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」等
コナンの映画はオシャレな読み方をさせる作品のほうが多数派です。
リトル・マーメイド ダイヤモンド・コレクション MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
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【新・のび太の日本誕生】の感想。◯◯すぎてボロ泣き事件!これは良リメイクかと!
前売り券は持ってたのですが、まだ行ってなかったのです。
ドラえもん
新のび太の日本誕生
を見てきました。
劇場版ドラえもん第36弾は、過去作「日本誕生」のリメイク。
監督には「新大魔境」の八鍬新之介(やくわしんのすけ)監督がドラ映画再登板。
「日本誕生」は幼いころに見たドラえもん映画の中でも思い入れのある作品の一つなので、出国前から気になっておりました。
見てきた感想をざっくり言わせてもらえば・・・
泣いたわー
・・・という感じ。
ゴミみたいな感想ですが、ラストでぶわーっと涙が出て来ちゃったのでこんな感じでした。
もうちょっと詳しく感想を書いていきます。
●◯◯◯に涙したわー!
どこに泣いたかといえば今回のゲストキャラクターののび太の作るペット。
最後の最後に繰り広げられるのび太とペット達のドラマに、ボロッボロッに涙を流させられました。
物語のきっかけの家出を鍵に、今作は旧作以上に“親と子”にフィーチャーしていて、のび太が子供の立場から親の立場の体験をすることで、最終的にのび太の成長物語としてオリジナル以上に良くできてる作品になっています。
そんな良さから、やっぱり泣かせ率も増しまし
・・・というわけではなく
そんなフィーチャーっぷり事態はうまいけど、それはそれとして私の涙は単純に
のび太の作ったペットが可愛すぎるから
流れたものだと思っております。
見て下さい。このペット達が本当に可愛くて可愛くて、見ている私も親の気分になるほどの愛らしさを持っていたのです。
中でも、食いしん坊のドラコがいつも目が半開きで、甘えん坊感が出ていてたまらないのです。
なんというか、この映画、私はこのドラコの可愛さに泣きました。
ドラコ最高。
半分悪ふざけのような感想ですが、これだけ可愛いと思わせたんだから、ドラコのキャラクター造形の勝利だと思います。
ちなみに昔はそんな可愛いと思いませんでした。
●もう一つの大きなアレンジ部分
そして、今回旧作に比べて大きなアレンジがもう一つ!
旧「日本誕生」は、タイムパトロール隊が居ないと結局、ドラえもんものび太も宿敵ギガゾンビに負けていたような作りになっていました。
この『ただのラッキー』部分は当時、子供ながらにもやもやを感じながら見ていたのですが、今作では、その宿敵ギガゾンビとの対決や決着の付け方をうまく、しかも意味を持たせて昇華させてくれていました。
過去作ではタイムパトロール隊によって救われたドラえもん一座ですが、今作はタイムパトロール達はあんまり役に立ちません!!
そんな中、どうやってドラえもん達がギガゾンビと闘うのか、
そして、しっかりその闘いの決着の付け方にどんなメッセージがあるのか、そういう部分をしっかりアレンジしています。
そしてそのアレンジに「なるほど」と思わせられたし、そこの見せ方もさり気なく上手いので、非常に評価に値する作品だと思っております。
●オリジナルに限りなく近いけど・・・
八鍬監督の前作「新大魔境」はオリジナルとまんますぎ・・・みたいな感想を思ったのですが、今回も同様にオリジナルに限りなく近いとは思うものの、実は地味ながら非常に良いリメイクの形になっていると思いました。
旧作以上のテーマやメッセージの広がりが確かに本作にはありました。
ペガだけ、リアルなとことかどうにかして欲しいけど、わがままだと思って飲み込みます。
前作以上のプラス部分に感じたところをまとめるとこんな感じです。
・ペット陣がクソ可愛い
・より具体的なのび太の成長劇になってる
・ギガゾンビとの対決に熱いビジュアルとテーマがある
そしてなにより、忘れちゃいけないのが
新ドラえもんになったおかげで
・しずかちゃんがより可愛くなってる
ところも魅力ですね。
今回はお風呂シーンないけど、しずかちゃんの生足拝み放題と思えばファンも納得の一作かと(狂気)。
そもそも旧ドラえもんに対して、子供の頃から不満があった身としては、新ドラえもんの方がしっくりくるのでなおさら、今回のリメイクは高評価になるのです。
私が新ドラが好きな理由とかもまたいつか記事にまとめようと思います。
そんな感じで非常に面白く、可愛く、泣ける映画でした。
(この一文だけだとなんか低質)
リメイク前の作品から大きく違わせることがないので、八鍬監督って原作を大事にする監督なんだなー、と「大魔境」「日本誕生」と見てきて思いました。
来年は予告を見た感じ、新作のようですが、再来年はまたリメイクやってくれたりするのかな。個人的に好きな「宇宙小戦争」「ブリキの迷宮」あたりを期待しております。
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「マジカルガール」の感想。必見作!だけど見る前の意気込みはこんな感じがベストかと!
ネタバレ危険系作品なので頑張ってネタバレなしでレビュー下記ました。
実写版「まどマギ」なんて評判を最初聞いていて、直後はよくわからなかった一作。
マジカルガール
を見てきました。
スペインの実写映画。2014年作品が年を大幅に跨いで日本にやってきました。
まったく映画タイトルからは予想できない結末に向かっていく作品でしたよ。
見てきた感想をざっくり一言で言わせてもらえば
なんか世界の闇を見た。
つら・・・。
って感じでした。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●魔法少女物?・・・いや、うん、魔法少女物。
ポスターがイラストだったり、タイトルなどから、アニメ映画好きの私向けのアニメ映画なのかな、とか最初は勝手に想像してたのですが、いざ見たらそんなことはまったくなし!
非常に強烈な実写映画でした。
ただ、おもしろかったです!
じゃあこのタイトルの「マジカルガール」ってなんのこと?と言えば
本作の物語は、ある女の子が作中の架空の日本アニメ「マジカルガール・ユキコ」を大好きなせいで起こってしまう物語、だったからです。
で実は、それだけと言ってしまえばそれだけで、それ以外に
魔法少女要素って0でした。
もうそっから先はすごく現実的な話。
実はこの映画は主人公の女の子が、「おそ松」好きでも「刀らぶ」好きでも物語として成立させることができるのですが、あえて監督が“魔法少女物”を選んでいるのだから、そこにはなにか意図があるわけで。実際監督インタビューなどでも影響を受けた作品として、「セーラームーン」や「魔法少女まどか☆マギカ」をあげておりました。
実は作中の「マジカルガール・ユキコ」を、「セーラームーン」や「魔法少女まどか☆マギカ」に置き換えて解釈すると、より本作における教訓が際立つように思います。
“魔法少女”というアイテムが本歌取り的に用いられてる映画と考えると、本作をより読みとりやすく感じましたし、宇多丸師匠の“なんならまどマギの実写版”という表現も腑に落ちました。
すっげぇ多めの説明が必要な上で、この映画は確かに魔法少女物映画でした。
●引っ掛かりになってしまった“映画のピタゴラスイッチ”という表現
本作を見る前に「たまむすび」の町山智浩さんの映画評を事前に見ていたのですが、この際にネタバレを避けるために一言で本作を表現しておりました。
その一言とは“映画のピタゴラスイッチ”。
これを聞いて、あれやこれやがすごく入り組んで、うまく絡んだ結果にスパーンと旗が上がるような「気持ちいー!」とか「うめぇー!」みたいな気持ちになる作品なのかな?と勝手に思っていたのですが、終わってみた感触としては意外と違いました。
ピタゴラスイッチというほど、カタカタカタと仕組みが組み合わさっていくよりは、結構大味な方というか・・・大規模でロジック少なめのピタゴラスイッチでした。というかピタゴラスイッチって表現は核心的ではなかったかと正直思いました。
映画として仕掛けがうまく展開されていくという意味では“映画のピタゴラスイッチ”って表現で間違いはないのですが、言うほど組み合わさりが気持ちよかったり、楽しいという作品ではなかったです。
私が見終えて受けた印象を例えるなら、“でかいドミノ”。
しかもドミノ自体の個数は少ないのだけど、ドミノが全部倒れた後は見てる私達にすっごい光景が見せてくれるのです。
ロジックの組み合わせを楽しむ映画という心の準備で来てしまったせいで、私は終わったあとにやや戸惑いがあったのですが、それは私のミス。私が思うに、でかいドミノを楽しむ映画だった、と後から解釈してやっと府に落ちた映画でした。
ネタバレしにくい映画なので間接的な表現となってしまいましたが、どんな映画を見るつもりで臨むかによっても、鑑賞の後味も変わると思いましたので、こんな釘を私は刺しておきたい!
“ピタゴラスイッチ”ではなく“でかいドミノ”です。
しかも必見のドミノね。
以上。そんな感じ。
“パズルのピース”の行方だとか、冒頭の言葉だとか、見た人と語り合えば語り合うほど、そして考えれば考える程もう一度見たくなる映画でした。
万人に薦められる映画かと言うと悩ましいのですが、非常に面白い映画なので、少しでも琴線に触れる点があったり、「まどマギ」鑑賞済みなんて人にはオススメです。
あとおっぱいとか見れます。
あと銃猫写苦手なら注意案件です。
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【しまじろうとえほんのくに】中国だとアンパンマンよりしまじろうの方が強い説
現在成田空港。
およそ一ヶ月に渡る日本滞在もまもなく終了なんですが、中国への再出発の便が遅れていて未だ何時に出発なのかもわからない状態なうです。
というわけでWi-Fi/コンセントエリアから本日の記事をお送りします。
日本で見ておこうと思って、結局見れなかった映画があります。
見れなかった映画とはこれ、
劇場版しまじろうのわお!見逃しました!
「劇場版しまじろう」が始まって、4年目。
ちょうど本シリーズの興行が中国生活が始まる時期と被ってしまったせいで未だ劇場版しまじろう童貞の私がついに劇場版しまじろう童貞を卒業できるチャンスが、帰国時期が重なることで巡ってきたわけですが・・・
すいません!!
行きそこねました!!
どっかのタイミングで見よーとか思ってたのですが、あっという間に出国日程が迫ってしまい、見れず終いとなってしまいました。
最寄りの映画館でやってなかったのも、見逃した原因ですね。すみません。
なので、謝罪を含めて「しまじろう」話を今日は話したいと思います。
私が以前から思ってる説
中国ではアンパンマンより
しまじろうの方が市民権を得ている説
を本日は訴えたい。
というのも日本でこそ、長年にわたって親しまれてるアンパンマンですが、意外と中国ではそこまで知名度が高くないのです!
香港での放送は行われていたようですが、基本的にTV放送はなし。
日本では幼児向け商品でのマーケティングで大成功していながら、中国ではメインターゲットである幼児向けアニメとして中国産作品の「喜羊羊」がそのポジションを占有してます。市場の入る余地がないこともあってか、アンパンマンはTVだけでなく玩具展開なども中国では行われていない状態です。
そんな状況の中、
一方では意外と中国国内で見ることのある日本キャラクターが居るのです。
それが「しまじろう」
(中国では“巧虎(チャオフー)”。)
日本ではベネッセ社が未就学児童向けの知育講座のキャラクターとして、しまじろうを起用しており、TVアニメや近年では映画なども展開しております。アンパンマンとは路線が違えど、こちらも長年に渡って活躍してきたキャラクターですが、やはり、日本での人気や商品展開規模ではアンパンマンの方が上だったのです。
ですが、00年代に入り、ベネッセがしまじろうなどを利用した通信教育教材の中国展開を進めているのです。
その影響か、日本で言うイオンのような、大型ショッピングセンターでは、しまじろうブースが意外と設置されてるのです!
各地のエスカレーター前の小型のスペースなどではありますが、成都で数年生活してきた体感で結構な設置件数を設けてまして、しまじろうをアピールしているのです!中国人にとっては、アンパンマンよりもしまじろうの方が明らかに目にする機会が多いキャラクターになってるのです。
しかも中国では、未就学児童~小学校低学年向けの映画興行が多いので、万が一劇場版シリーズを中国へ輸出するとしたらアンパンマンよりもしまじろうの方が成功しやすい環境ができているわけです。
なんなら、そういった低学年向けの中国産アニメ映画は、非常に低質な作りのものが多いので、いざ劇場版しまじろうが中国上陸した際には、あっという間にその市場をかっさらってしまう・・・なんていう展開もなくはない気がするのです。
ベネッセの中国展開は、対日デモなどもあり逆風が吹く時期もあったものの、近年は順調のようです。
近い未来、劇場版しまじろうが中国上陸なんかして、私の劇場版しまじろう童貞の卒業が中国になるなんて未来も、あるんじゃないかと踏んでいる次第です。
今後のしまじろうの中国での展開に期待です!!
ちなみに台湾にはアンパンマンもしまじろうも劇場版が上陸済み。やっぱ台湾の映画界は本土とは別世界。
そんな感じでヨイショしといたので、しまじろうさん、劇場行けなかったの許してね!また来年こそ見れるよう頑張ります。
そんな感じで日本の皆様、ありがとうございました。
明日からまた中国生活再スタートです。
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【カンフーパンダ3】遠出の相棒!中国で見つけた珍アイテム!ポーのモバイルバッテリー
無事、飛行機が落ちることもなく中国へ戻ってくることができました。
四川航空の皆様に感謝感謝です。
今回約1ヶ月間日本で過ごしたわけですが、今回の旅のお供として大活躍してくれたアイテムがあるのでご紹介します。
「カンフーパンダ」の主役ポーの
モバイルバッテリー
です!!
後頭部が端子の差込口になっております。
ここからケーブルにつないで充電しておき、遠出で電池がなくなった3DSや携帯のバッテリーを回復させるわけでございます。
これは中国の映画館で手に入れたアイテム。
確か90元ぐらいだったので、現在の日本円のレートでいえば、約1300円ぐらい。
厳しくなったという声はよく聞くものの、未だに正式ライセンス商品ではないパチ物アイテムが蔓延っている中国。お腹がぷっくり出ている原作に比べて、頭でっかちな可愛いのか可愛くないのかよくわからないデザインのおかげで、このアイテムもその中の一つだったりしないか心配になりました。
が、パッケージデザインにはしっかり中国の大手映画系ポータルサイト「MTime」のロゴもあるということで、ライセンス的には信頼出来そうです。
このアイテム、包装されている箱もまた魅力的でして「カンフー・パンダ3」で登場するパンダの村のイメージイラストなどが蓋の裏に描かれていたりします。
いい仕事してますねぇ(古い)。
こんな感じで入ってましたよ。
このバッテリーチャージャーは中国での「カンフー・パンダ3」のヒットを見越して、中国では珍しく映画館でグッズが大量に販売されている中の一つでした。
ぬいぐるみやらマグカップやらいろいろありましたけど、中でも実用的だったこのアイテムは非常にお気に入りの一品です。
中国の映画館ではこんな感じで特設販売ブースが設けられてたりしましたよ。
このアイテムが日本でもリリースされるかはわかりませんが、中国に居れば手に入れることができるやもしれません。
なんらかの機会に中国の映画館に訪れることがあれば是非、探してみると良いと思います!
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【カンフーパンダ3】の中国成都の初日0時公開回を見に行った時に起こった事件
【カンフーパンダ3】の感想!中国初日に見てきたので一応ネタバレに気をつけながら
【名探偵コナン純黒の悪夢】の感想。私はこれを待っていた!今年はすごい一作になってるぞ!
近年、コナン映画って、申し訳ないながら若干舐めた感じで臨んでいるのですが、今年は非常に満足しております。
劇場版名探偵コナン
純黒の悪夢
を見てきました。
劇場版コナンもついに20作目を迎えるアニバーサリー作品。
宿敵である“黒の組織”やFBIや公安などのキーキャラクター達が大きく物語に絡んでくるということで注目の一作。
興収の出だしも良く、初の興収50億(!)も狙えるのではないかという一作になっています。
で、私が見てきての感想を、一言でざっくり言わせてもらえば・・・
クッソ面白かったです!
コナン映画史上ベストとまでは言わないまでも、個人的にはシリーズを通してかなり好きな方の部類に入る映画でした。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●まず根本的に私が思う“理想のコナン映画”とは
先に述べておいておかないといけないと思うことがありまして、それは私が思う“理想のコナン映画”。
人それぞれ「名探偵コナン」がどういう作品なのかって認識に差があるんじゃないかと思ってまして、自分がどういう認識で「名探偵コナン」を見ているかってのは、事前に述べておく必要があるんじゃないかと最近思っております。というのもコナンってコアなファンが多いので、このブログの記事にもあれこれコメントしていただくことが多いのですよ。
私が思う理想のコナン映画は、
“名探偵コナンが頭を働かせながら、無駄に派手な犯罪を犯すやつらに
博士のひみつ道具で立ち向かう映画”
なのです。
なので、意外性のある推理だとか、なるほどと思わせるトリビアとかは、正直そんなに「名探偵コナン」という作品に私は望んでおりません。「名探偵コナン」というだけあって推理ものみたいなタグ付けはされやすい映画だとは思うのですが、そもそもトンデモトリックだらけの作品だし、意外とそこんとこはどうでもいい人も多いのではないか、とも思っております。
コナンってもっとキャラ萌えだとか、トンデモなアクションだとかそういうとこに振り切ってくれた方が私は楽しめまして、上記の理想に合うような「時計じかけの摩天楼」や「天国へのカウントダウン」、「天空の難破船」なんかはかなりお気に入りの作品だったりします。
で、そういう思想を持った私が今作「純黒の悪夢」を見てきた結果、
本作はまさに
“名探偵コナンが頭を働かせながら、無駄に派手な犯罪を犯すやつらに
博士のひみつ道具で立ち向かう映画”
に振り切りまくった映画だったのですよ。
●しっかり今までにない劇場版コナン!!
“名探偵コナンが頭を働かせながら、無駄に派手な犯罪を犯すやつらに博士のひみつ道具で立ち向かう映画”に振り切りまくるというのがどういうことかと言うと、今作は、ビックリしたことに
事件の推理パートを削ってるのです!
つまり殺人事件みたいなのが起こらないので、モブ容疑者みたいなのが出てこないのです。
唯一、映画オリジナルのキーキャラクターとして「キュラソー」が登場しますが、彼女は黒の組織メンバーであり、いままでの劇場版に出てきたモブ容疑者とはまた違った扱われ方をしています。
今作の映画ではどうでもいいオリジナルキャラクターの私情による殺人事件とか爆破事件などが皆無になったおかげで、映画本編が100%「コナンVS黒の組織」になっているのです。
これが意外と今までありそうでなかった!
トータルで見ると「異次元の狙撃手」のような、原作ファンに驚愕の新事実や原作に欠かせぬ1エピソードとなるような映画ではなかったのですが、「コナンVS黒の組織」一色の映画になるだけで、キーエピソードではなくてもキーエピソードと思いたくなるほど、夢中に楽しめる映画となっていました。
映画だけに登場するゲスト容疑者にコナンが追い詰められても、『こんなやつに敗けるわけないじゃん』って深層心理が働いちゃう野暮な私ですが、やはり黒の組織のジンさんがガッツリ本編に絡んでくれるだけで、正史感が増して、親身に映画を楽しめるというのはコナン映画20年目にして、見事な飛び道具を用意してくれたな、と感心する次第でございます。
今回の舞台は水族館・・・ってほぼ遊園地だよこれ!
●やりすぎぐらいが丁度良いんだ!
もちろん、黒の組織との戦いになったから、すぐに魅力になるわけじゃないのです。やはりコナン映画は“無駄に派手な犯罪”があってナンボ。
博士のトンデモアイテムを活躍させるためにはやはり犯人サイドの過剰なまでの奇行が重要だと思っておりまして、コナン映画では悪い奴らに“無駄に派手な犯罪”をしてもらわないと、コナンが全然活きません。
でも大丈夫!
今作の「純黒の悪夢」では、まさに一部のファンにとっても奇行に定評のある黒の組織のキーキャラクタージンさんがクライマックスに活躍してくれるエピソードとなっておりまして、ネタバレを避けるために具体的な実行内容は明言しませんが
気が狂ってるとしか思えない計画を行なってくれます。
ジンさんが思う存分はしゃいでくれます。(語弊のある表現)
劇場版コナンって、コナンが飛行船からパラシュートなしで投げ出されたり、ダム決壊させて町を崩壊させたり、冗談みたいなピンチが度々訪れますが、本作はそれに負けないとんでも無い事態を黒の組織が繰り広げてくれます。
もうこの無駄な派手さ加減が最高。
映画はこうでないと!
で、この過剰サービスはどんどん大きくなっていき、最終的にコナンは大ピンチを迎えるわけですが、今作は原作のキーキャラクター、赤井秀一や安室透くんもコナンくんと共闘してくれるという豪華っぷり。
メンツもそろった最高のお祭り映画に仕上がっております。
(この二人の因縁も、この映画でも見どころを作ってくれていて、特にクライマックスの二人のやり取りとか最高に玉ヒュンでした。ここも最高。)
最終的な結論として、やっぱりコナンの映画って「平然と現実世界が舞台っぽくなってるけど、どう考えても現実ではあり得ないライン」で繰り広げられるからやるだけやっちゃった方が面白くなるわけで、まさに今作はそこの面白さを存分に引き出した映画と感じました。
その他、オリジナルキャラクターのキュラソーのドラマにスポットを当てたやり方なんかはベタながら涙モノでしたし、胸糞小学生になりがちな少年探偵団(特に元太)の生かし方として、まあそういう結果を迎えるなら今回はお咎めなしか、と思えるような物語の作り方など、派手なだけの映画じゃないことはしっかり付け加えておきたいところです。
たまに殺意が湧くような余計なことをする「うな重ハゲ」。
一つのエピソードとしてここまで綺麗にまとまってるコナン映画って、正直かなり久しぶりなんじゃないかってぐらいの傑作でございました。
このブログではいつも苦言を呈しがちの劇場版コナンシリーズですが、私は今年は声を大にして面白かったです!と伝えたく思います。
今年の劇場版コナンの過剰演出っぷりは是非多くの人に体験していただきたいですよ!!
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【ホーム 宇宙人ブーヴのゆかいな大冒険】1年越しだぞ!遂に日本リリース決定!!
ニュース、ニュース!
昨年、良かったよ―って話してたドリームワークス・アニメーションの映画「HOME」が遂に、20世紀FOXさんからデジタルデータ販売とディスクリリースが決定したようですよ。
日本では劇場上映がなかったのが残念でしたが、やっと日本の皆様にもご覧いただけるわけでございます。
邦題も原題の「HOME」から
ホーム
宇宙人ブーヴのゆかいな大冒険
に決定。
是非たくさんの人に見て欲しい一作です。
・・・・・・とは言うものの
この前日本に帰って、カラオケのコート・ダジュールさんを訪れた際に、アウトレット品としてドリームワークス作品が結構安く売られているのを見て、なんだかせつない気持ちに。
「クルードさんちのはじめての冒険」とか生涯ベスト級の大好きな作品だけに、お買い得商品として投げ売りされているのはなんだか胸にくるものがありました。
「ホーム」もこのルートに入らない気がしないでもないんですよね。
いい映画ですよ?ほんとですよ?
「ペンギンズ」「カンフー・パンダ3」と日本での劇場公開も復活しだしたドリームワークス作品ですが、その「カンフー・パンダ3」もてっきり今年の夏公開だと思いきや、未だに公開時期の一報が届いてません。
夏休み興行にするならGW時期のアニメ映画の上映前に予告編を付けてくるものなんですが、それもなかったので、夏以降・・・秋もしくは冬になる感じでしょうか。成功させるためにも慎重に動いている感じはしますね。
日本でのドリームワークス作品の扱いがこんな状態だからこそ、なんとかヒットさせて欲しいです。
(中国ですでに鑑賞したけど、良い映画ですよ。)
ドリームワークスアニメーション作品は本当にPIXAR作品の数々にも負けない傑作がたくさんつまっているので、騙されたと思ってこの「ホーム」を手にとっていただきたい次第です。
ガンバレドリワ!
私は応援しておりますよ!!
「ホーム 宇宙人ブーヴのゆかいな大冒険」の
先行デジタル配信は6月22日。
ブルーレイやDVDの発売は7月6日です!!
予約はじまってまーす。
ホーム 宇宙人ブーヴのゆかいな大冒険 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]
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【ホーム 宇宙人ブーヴのゆかいな大冒険】の感想。他人事にできない宇宙人問題!ドリワ最新作はまたもや傑作だった!
【カンフーパンダ3】【モンスターホテル2】【ソング・オブ・ザ・シー】続々日本公開決定!!
【シュガー・ラッシュ】あまり日本で言及されていないカメオ出演ゲームキャラ達をピックアップ!
「シュガーラッシュ」のTV放送が迫ってきました。
私はどうせ見ることできないのに、なんだかそわそわしている最近でございます。
この映画大好きなんですよ、私。
多分このブログで一番記事にしている回数が多いのもこの映画だと思います。
というわけで、今日も「シュガーラッシュ」の話を。
クッパとかパックマンとかメジャーなキャラクターが多数カメオ出演している「シュガーラッシュ」ですが、あまり日本では見かけないキャラクターなんかもぼちぼち登場しております。
そんなわけであんまりスポットが当たらないあのキャラ、こんなキャラの元ネタや、厳密にはそのものじゃないんだけど元ネタであろうキャラクターをこちらのサイトなどから参考に紹介しようと思います。
「バーガータイム」シリーズのシェフ。
敵に接触しないようにハンバーガーを踏みつけながら作るドットイート型ゲームのキャラクター。
先月から、これのゲームボーイ版「バーガータイムデラックス」を遊んでるんだけど、クッソ楽しい。
クッソ楽しいんだけど、4面からクッソ難しい。
「フロッガー」のフロッガー。
カエルを向こう岸に送り届けるゲーム。
この前のGAMEONでこれのアヒル版(もしかしたらこっちのが古い)を遊んだし、最近携帯で遊んでる「クロッシーロード」もほぼ同じルール。
どんだけ長きに渡って愛されているゲームなんだ、中身として。
途中で出てきた亀もこの作品が出典じゃないかという説もあり。
「モータルコンバット」シリーズのカノウ。
グロ格闘ゲーのおっさん。
クレジットでは“サイボーグ”という名前なのであくまでモデルなのですけど、やってるアクション的に間違いなく元ネタは「モータルコンバット」。
このゲーム、まさに心臓を体が引っこ抜いたりするグロさが売りの格闘ゲームです。
ラルフに気さくに喋ってくれるサティーンさんは、
作中名前も出るので目立っているものの、実はこの映画のオリジナルキャラクター。
なんらかのゲームに出てる・・・というわけではないのですが、恐らくモデルとされるアーケードゲームが「サタンズホロウ(Satan's Hollow)」。
筐体のイラストの雰囲気がサティーンに似ています。
ちなみに実際のゲーム内ではチープなビジュアルにグレードダウンしています。
さらにトリビアとしてサティーンさんは「ベイマックス」にもカメオ出演してたりします。
悪役組の紅一点、ソーサラス。
こちらも映画のオリジナルキャラクターなんですが、「シャイニング・フォース神々の遺産」に出てくるミシャエラというキャラクターに似ているので、恐らく彼女がモデルと言われています。
まぁ、アーケードで出ているゲームではないんだけど、そんなこと言ったらクッパだってアーケード出身じゃないしなぁ。
・・・・・・あ、最近は「マリオカート」のアーケード筐体で出てましたね。
同じく、正式クレジットはされていないものの、明らかにモチーフが確定しているのが、ビホルダーさん。
テーブルトークRPGの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」に登場したモンスターで、コンピューターゲームでは同作品を元にした「アイ・オブ・ザ・ビホルダー」に登場。
FFのイビルアイ、ドラゴンクエストのゴーゴンヘッド、悪魔城ドラキュラのドゲザ―もビホルダーさんの系譜上のモンスターなので、元ネタとしては間違ってない。
著作権上、あまりビホルダーという名前を使わないようにする風潮があるようですが、恐らくサタンじゃなくてサティーンって名前なのも、そういった背景があってのギャグだと思います。
1011001さん。
変な名前の黄色いロボットですが、こちらは「サイボーグジャスティス」というメガドライブの作品の敵キャラに近いデザインとなっております。
残念ながらこのゲーム、日本リリースされていないとか。
ビジュアルはめっちゃ面白そうなのに!
ちなみにこの人も「ベイマックス」でカメオ出演してます。
「エンゼルキッズ」の二人らしき、キャラクターもちらっと登場。
元は天使3人が協力してひたすら上空に跳ねて飛んで行くゲーム。
オリジナルキャラクターであり、2人しかいないし、こちらはカメオ出演というか、あくまでもモデルとなった近い作品という表現が強いキャラクターかと。
あと、おまけとして冒頭でラルフが検問を受けた時に、「ララ・クロフト」という偽名を名乗りますが、これは「トゥームレイダー」の主人公の名前。
全然ちげーだろってギャグです。
以上、
こいつのゲームなに?って気になりそうなキャラクターで、あんまり日本のサイトで言及されていないキャラクター達をピックアップしてみました。
くわえて
定期的に見かける
デマについても言及しておきたい!
“ディズニーとゲーム”の組み合わせといえば「キングダムハーツ」シリーズなんて作品がありましたが、本作の主人公として登場する「ソラ」くんが「シュガー・ラッシュ」にカメオ出演しているという話をたまに見かけます。
「タッパー」というレトロゲームのカウンターにドット版で並んでるって話ですけど・・・
でてねぇッス!
検証してくれてるとことかありますけど、そもそもそんな大物キャラクターをそんな分からなすぎる出し方しないでしょ。
Twitterで検索かけると未だに山のように、『ソラが出てる』という噂が一人歩きしてますけど、頑張って探しても登場してませんので、無駄な努力しないように。
その他、いろんなキャラクターが出ているので、予習してもよし、復習してもよし、存分に「シュガー・ラッシュ」をお楽しみいただきたいです!
今回の放送でお気に召した方には、DVDやブルーレイ・・・3DSなんかでも「シュガー・ラッシュ」は購入できるので、是非何度も見返す「シュガー・ラッシュ」狂いの一員になりましょう!!
そんな感じで「シュガー・ラッシュ」は今夜9時。
フジテレビ系列の金曜プレミアム枠です!
金曜ロードショーじゃないので要注意!!
シュガー・ラッシュ DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]
The Art of Wreck-It Ralph (The Art of Disney)
シュガー・ラッシュ ヴァネロペ・フォン・シュウィーツ トーキング・ドール
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【シュガー・ラッシュ】の注目の新商品情報(今更?)!!まだまだ気になるアイテム
【シュガー・ラッシュ】が3DSで配信されたので購入してみました。その感想。
まさにネッ広!Twitterの【シュガーラッシュ】bot群がニッチすぎてカオス