予想外によくできていたシリーズ。
ドットハック
セカイの向こうに
を見てきました。
原作はゲーム「.hack//」。
シリーズ初のオリジナル劇場版3DCGアニメーション。
原作を知らなくても楽しめるようなつくりにはなっていました。
で、これを見る前は
PIXARとかドリームワークスで目が肥えちゃってる分
「あいかわらず日本は安っぽいCGだなぁ~・・・」
と、あまり期待はしていなかったのですが
実際見てみると
予想以上に良い!よくできてます!
安っぽいCGであることには変わりないのですが、
ゲーム世界のパートがあって、そのときのCG映像がすごく綺麗でした。
現実世界パートに、「安っぽいCG」という第一印象を持った人ほど、
ゲーム世界のCG映像の美しさには面喰います。
こっちなら全然世界と戦っていけますよ!
映画の出来としてもある一定の水準は超えている作品だと思います。
かなり良かったです。
ただやっぱり、気になる点もいくつか。
社会全体に影響が出てくる展開の説明不足感は否めないです。
やっぱり細かい部分で、
“「サマーウォーズ」の方がよくできてたなぁ”と思ってしまいます。
題材として似ているのでどうでもそこと比べてしまいます。
町中の電気系統があんだけダウンしてるのに、
ゲームはできるんだ、ってとことか普通に違和感あるよ。
主人公のそらちゃんの勘違いが物語の山場に全然生きてないのも
もったいなさすぎる!
中盤「どうなるんだろう」とめっちゃワクワクしてたのに、
ちょっとあの締め方はガッカリだなぁ・・・。
悪い意味でそこも、男二人女一人で
細田版「時をかける少女」と重なってしまいました。
青春恋愛劇としては消化不良だもんなぁ。
★良かったところ
・ゲーム世界のCGがきれい
・ひとりひとりが好感を持てるキャラクターになっていました。
特に関西弁外人デビッド、良かったよ。
・このゲームめちゃおもしろそーじゃん!!ってかなりアガリました
その体験だけでも、お金払ったかいはあったと思ってます。
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